全1217文字
PR

高速な光回線も速度低下の落とし穴がいっぱい

 ここからは、Wi-Fiを遅くする3つの要因を個別に見ていこう。まずはネット回線から。

 現在、ネット回線の主流は光回線だ。しかし、高速が売り物の光回線にもかかわらず、これが遅さの原因になっているケースがある(図1)。

光回線なのに通信速度が遅い理由
光回線なのに通信速度が遅い理由
図1 光回線を使っているのに通信速度が遅い場合、「そもそもの契約プランが遅い」「宅内で使っているLANケーブルやハブの性能が低い」などの理由が考えられる
[画像のクリックで拡大表示]

 まずは、そもそもの契約プランが遅い場合だ。光サービスは2000年代初頭に登場し、数年後にはギガビットクラスの高速サービスが登場した(図2)。しかし、サービスの普及には地域差があり、高速化が実現したのはこれよりずっと後になった地域も多い。また、早い時期に光サービスを導入したマンションには、今でも100Mbps以下のサービスしか利用できない建物もある。戸建て、マンションの居住形態を問わず、まずは入会資料などに目を通し、自分の光サービスの回線速度を確認しておきたい。

大手事業者の光回線サービスが高速化した時期
大手事業者の光回線サービスが高速化した時期
図2 多くの大手事業者の光回線サービス(下り回線)が高速化した時期を図にまとめた。2000年代前半にはギガビットクラスのサービスが登場している。しかし、集合住宅では、今でもメガビットクラスのサービスにしか加入できないケースも多い
[画像のクリックで拡大表示]