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(画像:123RF)
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 「ソフト開発」分野で最も読まれた記事は「開発言語の人気トップが交代、JavaやC/C++を抜き去ったのは」だった。日経クロステックで行ったアンケート「プログラミング言語利用実態調査」に基づいた記事だ。同調査の「利用しているプログラミング言語」のトップは、2020年はJavaScriptだったが、2021年にはPythonに交代した。Pythonはここ数年注目を集めていたが、実際に使われる言語としても首位になり、名実ともに人気を不動のものにした。

 「WSL」や「SQL」といった個々の技術に注目が集まったのも2021年の特徴だ。両技術の関連記事は、「Windowsの中で本物のLinuxが動く、WSL2の驚異の実力」(第2位)、「エンジニアの必須知識『SQL』、話題のPythonで賢く学ぶ」(第11位)など6本が20位以内にランクインした。Linuxの操作を解説した「Windowsとはちょっと違うLinuxのディレクトリー操作」(第12位)も注目を集めた。

 COBOL関連の記事も相変わらず読まれている。COBOLの不人気ぶりを調査から示した「GoやRustがスキルアップしたい開発言語の上位に、不人気1位は不動のあの言語」(第6位)やCOBOLの根強さを解説した「何度でもよみがえるCOBOL需要、なぜこんなに根強いのか」(第7位)が20位以内に入った。

ソフト開発のアクセスランキング
期間:2021年1月1日~12月17日
順位タイトル
1位開発言語の人気トップが交代、JavaやC/C++を抜き去ったのは
2位Windowsの中で本物のLinuxが動く、WSL2の驚異の実力
3位「神アプリ」かCOCOAの二の舞いか、73億円投じるオリパラ観客向けアプリの開発実態
4位「リモート初詣」で参拝客が130倍に、住職のこだわりと技術力に驚いた
5位親子プログラミング体験は1日で挫折、論理的思考より先に覚えさせたいあのスキル
6位GoやRustがスキルアップしたい開発言語の上位に、不人気1位は不動のあの言語
7位何度でもよみがえるCOBOL需要、なぜこんなに根強いのか
8位Excelデータをデータベースに格納、Pythonなら簡単
9位保存していないクレジットカード情報が漏洩する謎、鍵はあのプログラミング言語
10位4割強が利用するあの開発環境、プログラミングスキルの不足感はVBAが突出
11位エンジニアの必須知識「SQL」、話題のPythonで賢く学ぶ
12位Windowsとはちょっと違うLinuxのディレクトリー操作
13位これができれば一人前、SQLによるデータベース操作
14位バッチ処理の新常識
15位「抽象化のやぶれ」というノーコード/ローコード開発の落とし穴
16位私がプログラミングを学ぶ理由、そして「無能な記者」である理由
17位WindowsとLinuxの利点を生かす、WSL2はこんなに便利
18位浦安市で保育園の入園選考システムに不具合、内定から一転して落選も
19位インターネットが崩壊?システム管理者を絶望させる最凶の脆弱性「Log4Shell」の正体
20位WSL2でLinuxサーバーを立てる、話題のコンテナをWindowsでも