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 2021年に買ったデジタル関連グッズは、机周りの使い勝手を良くするものが中心だった。その中で特に便利だと感じたものを2つ紹介する。

 まず電卓兼テンキーであるカシオ計算機の「MZ-20-SR」だ。

 自宅ではテンキーのないコンパクトなキーボードを愛用していて、仕事用のノートパソコンにもそれを取り付けていた。だが、Excelにデータを入力してグラフを作るなど数値入力の機会がたびたびあり、テンキーの必要性を感じていた。ただのテンキーでは面白くないと、色々なタイプの製品を試していたとき、ちょうど確定申告の時期で使い古しの電卓の更新も考えていた。そこで目に留まったのがMZ-20-SRだ。

カシオ計算機の電卓兼テンキー「MZ-20-SR」。計算結果をパソコンに転送できる
カシオ計算機の電卓兼テンキー「MZ-20-SR」。計算結果をパソコンに転送できる
(写真はスタジオキャスパー、以下同)
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 MZ-20-SRの見た目は電卓そのもので、キー配列を見てもテンキーには見えない。ソーラー電卓で、12桁表示が可能。税率を指定した税込み金額の計算や時間計算などもできる。高級感はないが、大きめの押しやすいボタンで、電卓として使いやすい。

 この製品はパソコンに接続するとテンキーとしても使える。「PC/CAL」と書かれたボタンがあり、これを押すことで電卓モードとテンキーモードを切り替えられる。

電卓モードとテンキーモードの切り替えボタンや、パソコンに計算結果を転送するボタンなどを備える。電卓なので、キー配列は一般的なテンキー(右)とは異なる
電卓モードとテンキーモードの切り替えボタンや、パソコンに計算結果を転送するボタンなどを備える。電卓なので、キー配列は一般的なテンキー(右)とは異なる
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 何より便利に感じたのは、電卓モードで計算した結果を接続中のパソコンに転送できることだ。電卓で計算して「送信」ボタンを押すと、計算結果をExcelで選択中のセルや、テキストエディターなら入力待ちの場所などに入力できる。確定申告用につけている帳簿やたまった領収書をこの電卓兼テンキーで集計し、計算結果をそのままパソコンに送って入力できるのがとても効率よく快適だった。

電卓の計算結果をキーボードから手入力する手間が省ける。付属のUSBケーブルは、取り外して本体に収納できる
電卓の計算結果をキーボードから手入力する手間が省ける。付属のUSBケーブルは、取り外して本体に収納できる
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 キー配列が一般的なテンキーとは異なるので、これまでテンキーを利用してきた人は戸惑うかもしれない。しかし筆者はもともとテンキーをあまり使っていなかったので、この点はネックにならなかった。

 気になったのは接続ケーブルの長さが端子部分を除いて約60センチメートルと短めなことだ。離れた場所にあるデスクトップパソコンに接続したいときなど、使用環境によっては不便だろう。ワイヤレスモデルが欲しいところだ。実勢価格は2700円前後(税込み、以下同)と手ごろなので、電卓の更新を考えている人にお薦めしたい。