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Apple Watchを併用して計測してみた

 最後にApple Watchを装着した状態で歩いた場合も測ってみた。ただし電源を入れた状態のiPhoneをズボンのポケットに入れて歩いており、この測定方法は後になって適切ではなかったと気づいた。

 この場合、どのような仕組みかは不明だがApple WatchとiPhoneの両方で計測した結果に基づいて算出された歩数がヘルスケアアプリに表示される(単純に平均を取るわけではない)。比較の意味ではiPhoneの電源を切っておき、Apple Watchだけで歩くべきであった。

 せっかくなので参考値として掲載しておく。誤差はiPhone単体と同等の0.5%未満だったが、iPhone単体よりも僅かに大きな値が出た。

Apple Watchを装着し、iPhoneはズボンのポケットに入れて歩いた結果。iPhoneの電源を切っていなかったので両方の値に基づいて算出されている
iPhone実測値誤差
1周目1224歩1227歩-0.24%
2周目1255歩1260歩-0.40%
3周目1254歩1256歩-0.16%
4周目1266歩1263歩0.24%
5周目1258歩1254歩0.32%
平均1251.4歩1252.0歩-0.05%

 「歩数」画面で「すべてのデータを表示」をタップすると、ヘルスケアアプリで記録されたすべての歩数データを直接閲覧できる。Apple Watchや他社製アクティビティートラッカーなどで計測した値も記録される。

Apple WatchとiPhoneを両方持って歩いた場合は、両方を使って計測されていることが分かる。かなり短い間隔で計測され、ここでは時折Apple Watchの値が載っている
Apple WatchとiPhoneを両方持って歩いた場合は、両方を使って計測されていることが分かる。かなり短い間隔で計測され、ここでは時折Apple Watchの値が載っている
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 今回の実験でiPhone単体での歩数計測はズボンの後ろポケットで誤差が0.5%未満、手提げ袋に入れてぶら下げている状態でも誤差が1%前後とかなり正確であることが実証された。

 手提げ袋の誤差が1%前後なのだから、体に密着させて持つショルダーバッグやリュックはそれ以上にならないのではないだろうか。これからもヘルスケアアプリに表示される歩数を信用して日々の生活を送ろうと思う。

 ちなみにApple Watchを装着している場合のメリットとして、iPhoneを身につけていないときの歩数も記録できる点が挙げられる。またApple Watchを装着しているとウオーキングをワークアウトとして計測することができて、その間の心拍数変化や消費カロリーなども併せて記録可能だ。日々の積み重ねを見ることができて運動のモチベーションにもなる。

 今回の実験では、計測し直しも含めると3日かけて20kmは歩いたのだが、そのうち15kmほどはApple Watchの電源を切った状態で行った。そのためワークアウトとして記録できなかったのが少し残念なところだ。

Apple Watchの「ワークアウト」で「屋外ウォーキング」を選択しておくと、GPSの情報から移動したルートがマップに記録して残せる。後からこれを見るのも楽しい
Apple Watchの「ワークアウト」で「屋外ウォーキング」を選択しておくと、GPSの情報から移動したルートがマップに記録して残せる。後からこれを見るのも楽しい
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伊藤 朝輝(いとう あき)
ライター/システムエンジニア
SEとして働く傍ら、1995年ごろから雑誌や書籍で執筆活動を始め、現在はライターの仕事がメイン。iPhoneやiPad、Macを使い、アップル製品漬けの毎日を送っている。「アップル製品に使うお金はアップル製品で稼ぐ」がモットー。