日々の活動状況をiPhone内蔵の歩数計で確認しているユーザーは多いかもしれない。筆者もその1人だ。
ところでこの数値はどのぐらい正確なのだろうか。iPhoneをポケットに入れていたり、バッグやリュックにしまって持ち歩いたりすることもあるが、それでも大丈夫なのだろうか。ずっとモヤモヤしていたので、実際に歩いてカウントした歩数と比較し、はっきりさせることにした。
iPhoneのヘルスケアアプリで歩数を確認
iPhoneの歩数計がカウントした歩数を確認するには、ヘルスケアアプリで画面下部の「ブラウズ」→「アクティビティ」→「歩数」とタップしよう。これを毎回やるのは面倒なので、「よく使う項目に追加」をタップして星マークをオンにしておくと「概要」画面に表示されるようになる。気になるヘルスケアデータを併せて追加しておくと一覧できて便利だ。
今回は、筆者の自宅近くの公園にあるトリムコースに行き、歩数を計測した。iPhoneをズボンの後ろのポケットに入れた状態と、手提げ袋に入れた状態で、1周1000mのコースをそれぞれ5周して歩数の平均を求める。
ヘルスケアの歩数で「日」を選択すると、今日の現時点までの歩数が表示されるが、一般的な歩数計のようにカウンターを0にして、その時点からの歩数を計測する方法がない。そのため計測の前後で歩数を確認し、その差を「iPhoneがカウントした歩数」とした。
また実際の歩数は「数取器(カウンター)」を用いてカウント。これを実測値とした。初めは口に出して数えていたのだが、途中で間違えたりどこまで数えたのか分からなくなってしまったりすることがあったため、その日は計測を断念。数え間違えてやり直すのは大変なので数取器を購入し、後日改めて計測し直した。