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 日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボが2021年11月17日に開催した「ITイノベーターズサミット」。企業でデジタル変革をリードするエグゼクティブメンバー(幹事会員)らによるディスカッションでは、毎回熱い議論が繰り広げられる。

「ITイノベーターズサミット」のディスカッションの様子
「ITイノベーターズサミット」のディスカッションの様子
(撮影:井上裕康、以下写真同)
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仲間のToFeelを大切に、傾聴できるリーダーが求められている

 今回のディスカッションでは、変革を進めるうえでのリーダーの振る舞いやリーダーシップ、組織のあり方に関する話題で盛り上がった。この議論のきっかけをつくったのが、「企業が変革を進めるには、サメ型よりもイルカ型のリーダーの方が適しているように思う」(ベイシアの亀山博史マーケティング統括本部本部長デジタル開発本部本部長)との発言だ。

 サメ型リーダーとは、集団のボスのように先頭に立って突き進み、強力なリーダーシップで組織を統率するイメージだ。一方、イルカ型リーダーは、仲間とテレパシーで対話しながら、周りの状況を把握し、バランスを取りながら集団をまとめ上げていくタイプである。

 「DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むといっても、会社というものは、簡単に変われるものではない。変革にはスピードが大事と言われる。だが、スピードばかりを追いかけると組織は壊れてしまう」。ベイシアの亀山氏はこう指摘する。

ITイノベーターズサミット(2021年11月開催)で議論したDXのポイント
ITイノベーターズサミット(2021年11月開催)で議論したDXのポイント
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