2022年1月5日から米国・ラスベガスで開催される「CES 2022」を報告する。

CES 2022
目次
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サムスンがTV用OLEDでLGに挑戦状、ヘルスケアは独自路線続々
CES 2022総括(2)
2年ぶりのリアル開催を実現させた、世界最大のテクノロジー見本市「CES 2022」(2022年1月5~7日、主催:全米民生技術協会)。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染急拡大が熱気に水を差した感もあるが、数多くの新技術や新サービスが披露され、「先端技術のショーケース」としての面目は保った。
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ソニー、LGが参入へ、EVで自動車業界再編を予感させたCES
CES 2022総括(1)
2年ぶりのリアル開催を実現させた、世界最大のテクノロジー見本市「CES 2022」(2022年1月5~7日、主催:全米民生技術協会)。開催直前に新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が急拡大したことにより、米Amazon.com(アマゾン)、米Google(グーグル)、米Meta(メタ)、カシオ計…
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車載LiDARの新製品が集結 逆襲のメカ系、小型で安価に
ここ数年、CESは車載LiDARの新製品が集う場となっていた。2022年もその傾向は変わらず、さまざまな企業がLiDAR新製品を出展していた。これまでとの違いは、次世代LiDARとして注目されている「メカレス」型に比べて、機構部品を備えたメカ型のLiDARに勢いがあったことである。
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優勝賞金15万ドルの自動運転レースが開催、最高時速278kmの激戦
交通システム開発を手がける非営利団体である米Energy Systems Networkなどは2021年1月7日(米国時間)、自動運転のレーシングカーが競い合うイベント「the Autonomous Challenge @ CES」を開催した。
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ソニーやサムスン、パナにLG 現地写真で見るコロナ禍のCES展示
「CES 2022」では、新型コロナウイルスの感染再拡大によって、大手企業を中心に、展示の中止や縮小が相次いだ。そんな状況下で気を吐いていたのが、日本や韓国の大手エレクトロニクス企業だ。これら企業のブースからは、「ウィズコロナ」時代の出展方法について試行錯誤している様子がうかがえた。
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ソニー明かす、世界最多ディスプレーデバイス使いこなしノウハウ
CES 2022で大手テレビメーカーのパネル戦略が明らかになった。韓国メーカーと日本メーカーのCES発表の新製品を見ると、韓国サムスン電子(Samsung Electronics)は新有機ELパネルのQD-OLEDテレビ、ミニLEDバックライトの液晶テレビ、そしてマイクロLEDテレビを発表。
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LGディスプレイの新有機ELパネル「OLED.EX」の戦略が判明
韓国サムスンディスプレイ(Samsung Display)のQD-OLED(青の有機EL発光と量子ドットフィルターで赤緑変換)が、これまで全世界のテレビメーカーの有機ELテレビを担っていた韓国LGディスプレイ(LG Display)の白色有機ELパネルに挑戦状を叩き付けた。
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NVIDIA、AmpereアーキのGPUカードを249米ドルで
米NVIDIA(エヌビディア)は、最新アーキテクチャー「Ampere」を採るGPU「GeForce RTX 30シリーズ」のデスクトップPC向けローエンドカードとして「GeForce RTX 3050」を、テクノロジー見本市「CES 2022」の開催に合わせて発表した。2022年1月27日に全世界…
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サムスンの新有機ELパネル「QD-OLED」がデビュー ソニー即採用
これまで全世界のテレビメーカーのほとんどが有機ELテレビに韓国LGディスプレイ(LG Display)製の白色有機ELパネルを採用していたが、今後は事態が変わりそうだ。韓国サムスンディスプレイ(Samsung Display)が、新有機ELパネル「QD-OLED」をデビューさせたからだ。
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AMD、6nm世代プロセスで製造のGPUを199米ドルで発売
米AMD(Advanced Micro Devices)は、テクノロジー見本市「CES 2022」に合わせて開催のオンライン・プライベート・イベント「2022 Product Premiere」において、GPU(Graphical Processing Unit)の新製品を発表した。デスクトップ向…
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ソニーGがついにEV参入、その狙いと真意 川西氏インタビュー
ソニーグループ 常務 AIロボティクスビジネス担当 AIロボティクスビジネスグループ 部門長 川西泉氏に聞く
ソニーグループはEV(電気自動車)展開を本格的に検討していくための新会社「ソニーモビリティ」を設立し、その方針をCES 2022で明らかにした。昨年に引き続き、ソニーグループ 常務 AIロボティクスビジネス担当 AIロボティクスビジネスグループ部門長の川西泉氏に、詳細にわたり、真意を聞いた(聞き手…
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ソニーカー体験 走るエンタメ、直感操作に腐心
ソニーグループは2022年1月開催のテクノロジー見本市「CES 2022」で、第2弾となる電気自動車(EV)「VISION-S 02」を出展した。第1弾の発表から2年が経過し、どう進化したか。SUV(多目的スポーツ車)にした新しい試作車の中に入って体験してみると、画像センサーやクラウド連携を生かし…
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Intelに先行、AMDがMS Pluton内蔵した初のPC用MPU
米AMD(Advanced Micro Devices)は、テクノロジー見本市「CES 2022」に合わせたオンライン・プライベート・イベントにおいて、ノートPC向けMPUの新製品「Ryzen 6000シリーズMobileプロセッサー」や、L3キャッシュを物理的に縦積みしたデスクトップPC向けMP…
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ソニーカー開発責任者インタビュー「EV組み立ては外部連携」
EVの事業化を検討すると「CES 2022」で発表し、新会社「ソニーモビリティ」を2022年春に設立予定のソニーグループ。EV開発を率いる川西泉氏(同社常務AIロボティクスビジネス担当でAIロボティクスビジネスグループ部門長)が日経クロステックの単独インタビューに応じ、勝算や事業モデルなどについて…
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東大発ベンチャーがCES Innovation Award3部門受賞の首掛け端末
遠隔での習い事や観光体験の共有など、コロナ禍で需要が急増する新たなニーズに向けたウエラブル端末が登場した。デバイスやソフトウエアの開発などを手掛ける東京大学発のベンチャー、フェアリーデバイセズのLTE搭載首掛け型端末「LINKLET」である。
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米キヤノン、「カメラ1台で」複数のフルHD映像 反射は自動補正
米Canon U.S.A.(キヤノンUSA)は、1台のカメラを使って複数のフルHD(1920×1080画素)映像を生成する技術を開発した。名称は「AMLOS(Activate My Line of Sight)」。例えばオンライン会議で、発表者の顔や手元、ホワイトボードなどに画面の領域を分けて映し…
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AppleのM1 Maxを超えた IntelがノートPC向け第12世代Core
米Intel(インテル)は、テクノロジー見本市「CES 2022」において、PC向けMPU(Micro Processing Unit)「第12世代Coreプロセッサー」の新製品を一気に発表した。このうちノートPC向けハイエンド製品の「Core i9-12900HK」は、競合の米Apple(アップ…
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日本のベンチャーが「ウエアラブル端末で血糖測定」、針使わず痛みなし
ベンチャー企業のクォンタムオペレーション(東京・中央)は米ラスベガスで開催中のテクノロジー見本市「CES 2022」で血糖測定センサーを内蔵したウエアラブル端末の試作機を展示した。
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運動や体重減量のお供に、米アボットが体内のケトンや乳酸などをウエアラブルで測定へ
米Abbott(アボット)は2022年1月6日(米国時間)、テクノロジー見本市「CES 2022」で、一般消費者向けの新しいバイオウエアラブル「Lingo」を開発していると発表した。体内のグルコースやケトン、乳酸などを測定することで、運動トレーニングや体重減量、体調管理などに活用してもらう。
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ソニー、EVでAppleに挑戦状 鴻海への生産委託あるか
ソニーグループが電気自動車(EV)の事業化に挑む。スマートフォン王者の米Apple(アップル)がEV開発を模索するとされる中、ソニーは一足先に挑戦状を送りつけた格好だ。秘密裏に進めるアップルに対し、ソニーは協業重視のオープンな姿勢を打ち出して一線を画す。開発面では、スマホ開発で培った経験を自動車開…
日経クロステック Special
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