
CES 2022
目次
-
ソニーグループ社長と幹部「EVの新しい造り方模索」
ソニーグループが電気自動車(EV)の事業化を検討するため、新会社「ソニーモビリティ」を2022年春に設立すると明らかにした。2020年1月に初めて試作車「VISION-S 01」を発表した際はEVの事業化に慎重だったが、方針を大きく変えた。新会社設立の背景や意図はどこにあるのか。ソニーグループ会長…
-
ステランティス、リアル展示復活の「CES 2022」に14ブランドが参加
欧米Stellantis(ステランティス)は、2年ぶりにリアル展示が行われた「CES 2022」(米国ラスベガス、開催日:2022年1月5~8日)で、次世代モビリティーに向けたロードマップを示すため、同社傘下の14ブランドが主要モデルや先進技術を展示した。
-
Hisenseが8K120Hz対応のTV向けチップ開発、22年1Qに量産へ
家電大手の中国Hisense(ハイセンス)は、2022年1月4日(米国時間)、テクノロジー見本市「CES 2022」にて、8K解像度で120Hz駆動に対応した画像処理チップセットを開発したと発表した。2022年の第1四半期に量産を開始する予定で、同社の8K対応テレビやプロ向けの8K放送製品、モニタ…
-
小型軽量なのにフルスペック、パナ子会社の新型VRグラスを体験
パナソニックの子会社のShiftallは2022年1月4日、テクノロジー見本市「CES 2022」に合わせて、眼鏡型で小型軽量な新型VR用ヘッドマウントディスプレー「MeganeX」を発表した。22年春の発売を予定しており、BtoCとBtoBの両面で展開し、販売予定価格は10万円未満を見込む。今回…
-
GMバーラCEO「トラックEVは非常に競争力のある価格」
米GMは2022年1月5日(米国時間)、ピックアップトラックの電気自動車(EV)「Chevrolet Silverado EV」の予約受注を開始した。23年に発売する計画である。車両の最低価格は、米Ford Motor(フォード)の競合車とほぼ同等に設定した。「稼ぎ頭」のピックアップトラック市場で…
-
オムロンが海外展開する遠隔診療、高血圧患者の4割が1カ月で改善
オムロン ヘルスケアは2022年1月5日(米国時間)、テクノロジー見本市「CES 2022」で、同社がグローバル展開している遠隔診療サービスの治療効果を公表した。19年から米国で提供している高血圧患者向けの遠隔診療サービス「VitalSight」の使用により、患者の約42%が使用開始1カ月後に血圧…
-
レベル4の自動運転、1000米ドル以下で モービルアイが新型SoC
米Intel(インテル)子会社のイスラエルMobileye(モービルアイ)は、1チップでレベル4の自動運転システムを実現できる車載SoC(System on Chip)「EyeQ Ultra」を「CES 2022」で発表した。5nm世代の半導体プロセス技術で製造し、23年後半にファーストシリコン(…
-
ZF、レベル4に拡張可能な自動運転機能 ベトナム新興から
ドイツZFは2022年1月4日(米国時間)、自動運転レベル2+からレベル4までに対応した自動運転システム「coPILOT」をベトナムの新興自動車メーカーVinFast(ビンファスト)と提携して販売すると発表した。22年半ばからレベル2+の提供を始め、23年にもレベル3に引き上げる。その後、駐車など…
-
1台で血圧測定の「ついで」に心電図も記録、脳梗塞を予防へ
オムロン ヘルスケアは血圧測定と心電図記録を同時にできる「心電計付き血圧計」を日本で2022年度にも発売する準備を進めている。米国では2019年から医療機器として販売しているものだ。
-
クアルコムが自動車向け基盤を拡大、ホンダやルノーが採用
米QualcommはCES 2022でプレスカンファレンスを開催し、自動車向け製品をアピール。コックピット向け製品がホンダの車両に採用されることやアルプスアルパインとの提携、4nm世代という先端プロセスで作製するSoC(System on a Chip)を軸にしたADAS(先進運転支援システム)・…
-
ソニーがPS5向けVRシステム「PS VR2」を発表 視線操作や触覚機能
ソニーグループは2022年1月4日(米国時間)、「CES2022」で、同社の据え置き型ゲーム機「PlayStation(PS)5」向けのヘッドマウントディスプレー(HMD)「PlayStation VR2」を発表した。
-
ヴァレオの次世代LiDAR、時速130km対応で24年投入
フランスValeo(ヴァレオ)は2022年1月4日(米国時間)、同社の第3世代LiDAR(レーザーレーダー)を公開した。第2世代品から対応車速を130km/hへと大幅に引き上げた。高級車を中心とした「レベル3」自動運転の拡大に伴う需要増加を狙い、24年に市場投入する。
-
Bosch、宇宙ステーション向け音響AIで小児ぜんそく検出へ
ドイツBosch(ボッシュ)は2022年1月4日(米国時間)、テクノロジー見本市「CES 2022」で、人工知能(AI)を活用し、初期のぜんそくなど子供の肺疾患を呼吸音から早期に検出するセンサーを開発すると発表した。国際宇宙ステーション(ISS)のシステムの異常検知に使われている音響AI「Soun…
-
現代自動車がLiDAR付き「1輪」 複数搭載で自律走行EVに
韓国Hyundai Motor(現代自動車)は、「Plug & Drive (PnD)」と呼ぶ1輪のロボットモジュールを開発した。車輪の上部にモーター、カメラ、LiDAR(レーザーレーダー)を積み、走行機能と検知機能を一体にした。例えば車体に4個搭載すると、自律走行可能な電気自動車(EV)になる。…
-
パナソニックが新たな車載HUD、視線追尾機能を追加 安全性向上
パナソニックは2022年1月4日(米国時間)、テクノロジー見本市「CES 2022」で視線追尾(アイトラッキング)機能を搭載した車載ヘッド・アップ・ディスプレー(HUD)を発表した。AR(拡張現実)技術を活用し、フロントガラスの最適な位置に情報を投影できる。21年の「CES 2021」で発表した車…
-
韓国LGが自動運転車のコンセプトモデル、スマホ撤退で車載シフト
韓国LG Electronics(LGエレクトロニクス)は2022年1月4日(米国時間)、テクノロジー見本市「CES2022」の報道機関向けイベントで、自動運転車のコンセプトモデル「LG OMNIPOD(LGオムニポッド)」を発表した。同社は21年7月に、スマートフォン事業から完全撤退した。イベン…
-
ソニー、EV事業会社を22年春設立 製品化の本格検討へ
ソニーグループは2022年1月4日(米国時間)、同年春に事業会社ソニーモビリティを設立するとCES 2022の報道関係者向けイベントで明らかにした。EVの市場投入を本格的に検討する。現時点でEVの発売を明言していないものの、発表からは前向きな様子がうかがえた。
-
縮小相次ぐCES、気を吐くソニーとサムスン 22年の見どころは
2022年1月3日(米国時間)、5日からの開幕に先立ち、テクノロジー見本市「CES 2022」の報道機関向けイベントが米国ラスベガスで開催された。2年ぶりの「リアル」のはずが、新型コロナウイルスの感染再拡大によって、大規模な展示を予定していた大手企業による中止や縮小が相次いだ。代わりに存在感を高め…