南太平洋のトンガ沖で2022年1月15日に発生した海底火山の大規模噴火は、新たなリスクを突きつけた。111の活火山を抱える世界有数の火山国である日本でも、都市機能をまひさせる規模の噴火がいつ起こってもおかしくない。活火山の1つ、富士山が噴火した場合、全国でどの程度の被害が出るのか。想定される被害規模や防災対策の進捗に迫る。

(写真:池田 信太朗)
(写真:池田 信太朗)
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