全1841文字
PR

約6年ぶりのWindows新版「Windows 11」が登場した。Linuxとの連携が強化されているのが特徴だ。Windows 11で具体的にLinuxをどう生かしていくかを解説する。

 Windows 11では標準でOpenSSHを利用できます。これを使ってリモートにあるLinux(Ubuntu)PCをコマンドで操作したり、ファイルを転送したりできます。逆に、OpenSSHサーバーを動かしてUbuntuからWindows 11を遠隔操作することも可能です。

Windows 11からUbuntuを操作

 まずはWindows 11からOpenSSHクライアントを使って遠隔のUbuntuにアクセスできるようにしてみましょう。OpenSSHクライアントを利用するには、「オプション機能」でOpenSSHクライアントをインストールします。「設定」アプリを起動し、画面左にある「アプリ」を選択。「オプション機能」-「機能を表示」とたどって「OpenSSHクライアント」にチェックを付けてインストールします(図1)。インストール後、Windows 11から標準搭載されるようになった「Windows Terminal」を起動し、次のように実行します*1

*1 アクセス先となるUbuntu PCではSSHサーバーが稼働している必要があります。未導入の場合は「sudo apt install openssh-server」を実行してSSHサーバーをインストール&起動しておきます。
[画像のクリックで拡大表示]
図1 Windows 11にOpenSSHをインストールする
図1 Windows 11にOpenSSHをインストールする
[画像のクリックで拡大表示]

 初めてアクセスする場合は接続を続けるか尋ねられるので「yes」と入力しましょう(図2)。続いてユーザーのパスワードを入力するとログインプロンプトが表示されコマンド操作が可能となります。ログアウトするには「exit」と入力します。

図2 sshコマンドでリモートのマシンにアクセスする
図2 sshコマンドでリモートのマシンにアクセスする
[画像のクリックで拡大表示]

 scpコマンドを使うことで、リモートアクセス先のUbuntuに対してファイルも転送できます。

[画像のクリックで拡大表示]

 「-r」オプションを使うと、指定したフォルダーを丸ごと転送することも可能です。