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Windows 11をサーバーにする

 次はWindows 11でOpenSSHサーバーを動かして、Ubuntuからリモートアクセスできるようにしてみましょう。「設定」アプリを起動し、画面左にある「アプリ」を選択します。「オプション機能」-「機能を表示」の順にたどって「OpenSSHサーバー」にチェックを付けてインストールします。インストール後、「C:\Windows\System32\OpenSSH」フォルダーにある設定ファイル「sshd_config_default」を「C:\ProgramData\ssh」フォルダーに「sshd_config」ファイルとしてコピーします。

 管理者権限で立ち上げたPowerShell上で次のように実行するとOpenSSHサーバーが起動します。

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 また、次のように実行しておくことで、Windows 11起動時にOpenSSHサーバーも自動起動するようになります。

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 Windows 11のOpenSSHサーバーにアクセスする際の注意点として、「内部ユーザー名」を指定する必要があります。内部ユーザー名はWindowsTerminalなどで次のように実行することで調べられます。

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 結果は「ホスト名\内部ユーザー名」の形式で表示されます。内部ユーザー名が分かったら、UbuntuからWindows 11に接続してみましょう。

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 パスワードを入力すると、Windows 11のプロンプトが表示され、コマンドで操作できるようになります(図3*2。scpコマンドを使ってファイルを転送することも可能です。

*2 アクセスが拒否される場合は、Windowsファイアウォールの設定を変更してみてください。管理者権限で実行したPowerShell上で「New-NetFirewallRule -Name -DisplayName 'OpenSSH Server (sshd)' -Enabled True -Direction Inbound -Protocol TCP -Action Allow -LocalPort 22」を実行してSSHのアクセスを許可します。

 初期状態では古い「コマンドプロンプト」を使って操作する形になります。もしPowerShellで操作したい場合は、Windows 11の管理者権限で起動したPowerShellで、以下のように実行すると変更できます。

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