「NOBLY(ノブリー)」はネットから話題のキーワードを抽出し、それぞれの盛り上がり度合いを指標化する日本経済新聞社発の新ツール。独自のアルゴリズムを使い、その時点まではあまり一般には知られていないが、何らかの理由で急に注目を集めたキーワードをあぶり出せる。日経がすすめる開発プロジェクトが生み出した。本コラムはNOBLYが見つけ出した急上昇キーワードを紹介、その意味や注目を浴びた経緯を解説する。今後起こるであろう経営・社会課題への対処や、未来を展望するヒントにしてほしい。

連載
「NOBLY」が見つけた急上昇キーワード
目次
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「オープンソース・インテリジェンス(OSINT)」、ウクライナ戦況も公開される時代
「オープンソース・インテリジェンス(OSINT、オシント)」は、直訳すれば「公開された情報を基にした知見」。OSINTは軍事や公安の分野で重視される。例えば防衛省・自衛隊や各国の軍隊にはOSINTを担当する部隊があり、組織的に活動している。ウクライナ侵攻を契機に改めて注目を集めている。
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「Flightradar24」、民間機ロシア迂回をきっかけに注目度アップ
「Flightradar24(フライトレーダー24)」は、航空機の飛行状況をリアルタイムで表示するWebサイト・スマートフォン向けのアプリである。同名のスウェーデン企業が2009年からサービスを運営する。
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DuckDuckGo(ダックダックゴー)
日経新聞発の新ツール「NOBLY(ノブリー)」は、「Wikipedia(ウィキペディア)」の閲覧数などを元データとして、あまり一般には知られていないが、何らかの理由で急に注目を集めたキーワードをあぶり出す。2022年2月の月次集計で浮上したのが検索エンジンの「DuckDuckGo(ダックダックゴー…
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欧州経済領域(EEA)
日本経済新聞社発のホットワード解析新ツール「NOBLY(ノブリー)」が2022年2月の月次集計で全体の508位にランクした「欧州経済領域(European Economic Area=EEA)」を解説する。