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 モバイル時にテキスト入力ができれば、iPadが情報を得るだけの端末から情報を発信する端末へ変わる。快適にテキスト入力する方法を紹介しよう。

 iPadに搭載されているテキスト入力の方法は主に4つ(図1図2)。中でも、最も手軽な方法はスクリーンキーボード入力だろう。理由は、iPad単体で利用できる点に加えて、iPhoneやほかのスマホで慣れた入力方法である点。しかし、いくら慣れていても、素早い入力には限界がある。そこで今回は、スクリーンキーボード入力と音声入力を組み合わせる方法をお勧めしたい。

●iPadにテキスト入力する4つの方法
●iPadにテキスト入力する4つの方法
図1 iPadにテキストを入力する方法は主に4つ。それぞれの長所と短所を知って使い分けよう
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●テキスト入力手段ごとの長所と短所
●テキスト入力手段ごとの長所と短所
図2 スクリーンキーボードと音声入力はiPad単体でも可能だが、それ以外はタッチペンやハードウエアキーボードを別途購入する必要がある
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 iPadに搭載された音声入力は精度が高く、コツが分かればスクリーンキーボード入力よりはるかに高速に入力できる。また、「Apple Pencil」を用いた手書き文字認識入力を使ってもよいだろう。ペンが1本増えるだけなので、持ち歩く負担も大きくない。考えをまとめながらテキストを入力していくには、手書きが向いているかもしれない。テキスト入力の快適さではハードウエアキーボードが断トツだが、持ち歩く際は荷物が増えて重くなる点がモバイルにはやや不向きだ。

 実は上記4つ以外に、「テキスト認識表示」機能でもテキスト入力が可能だ。これはiPadのカメラが捉えた映像に含まれるテキストを認識し、コピー・アンド・ペーストなどで入力する方法。紙に書いた手書き文字でも認識できる。ただし、現時点では日本語に対応していないため、詳細は割愛する。対応する英語や中国語を入力する際に使ってみてほしい。

両手で安定する分割キーボード

 iPadのスクリーンキーボードでテキストを入力する際は、本体を両手でしっかり持った状態で左右の親指を使うスタイルの分割キーボードがお薦めだ。これにはフルサイズ表示のスクリーンキーボードで右下にあるキーボードアイコンのボタンを長押しして「分割」をタップしよう(図3)。図3はローマ字入力の例だが、左下の地球アイコンのボタンをタップして「日本語かな」に切り替えるとフリック入力の分割キーボードになる。

●分割キーボードがモバイルで威力を発揮
●分割キーボードがモバイルで威力を発揮
図3 フルサイズ表示時にキーボードボタンを長押しして表示されたメニューで「分割」を選択。両手で持って操作しやすいようにキーボードが分割する
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 なお、図3上のメニューで「フローティング」に切り替えるとコンパクトなスクリーンキーボードになり、画面を広く使いたいときに都合が良い(図4)。フローティング表示にはキーボードボタンがないが、スクリーンキーボードを押し広げる「ピンチアウト」操作でフルサイズ表示に切り替えられる。また、フルサイズ表示を「ピンチイン」操作でフローティング表示にすることも可能だ。スクリーンキーボードの表示を、分割、フローティング、フルサイズを臨機応変に切り替えて効率的に利用しよう。

●スクリーンキーボードのサイズ変更
●スクリーンキーボードのサイズ変更
図4 フルサイズ表示のスクリーンキーボード上で2本の指でつまむ操作(ピンチイン)をするとフローティング表示になる。ピンチアウトで元に戻る
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