スマホに比べて画面が大きく、使いやすいハードウエアキーボードも用意されたiPadは、モバイル時のコミュニケーションツールとしても大活躍する。
iPadをコミュニケーションツールとして使う際の第一のメリットは画面が大きく、それでいてパソコンよりも持ち運びしやすいサイズである点だ。テキスト中心でメッセージをやり取りするアプリでは、スマホよりも画面が大きいため会話の流れを一覧しやすい(図1)。iPadなら、図のようにスクリーンキーボードをフローティング状態にして邪魔にならない場所に移動して使うことも可能だ。
ハードウエアキーボードを用意すれば、パソコンのようにテキストをタイプ入力することもできる(図2)。これが第二のメリット。普段はスクリーンキーボードを使い、カフェなどの落ち着いた場所ではハードウエアキーボードを接続して、じっくり入力するといった使い分けをしてもよいだろう。Macユーザーの場合は、コピー・アンド・ペーストなどMacで一般的なキーボードショートカットの多くがそのままの組み合わせで利用できるのもありがたい。