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 スマホに比べて画面が大きく、使いやすいハードウエアキーボードも用意されたiPadは、モバイル時のコミュニケーションツールとしても大活躍する。

 Wi-Fi+CellularモデルのiPadに導入するモバイルデータ通信用のSIMには電話番号が割り当てられているが、「電話」での音声通話には対応していない(図6)。音声通話が可能なプランでSIMを契約しても、通話の発着信はできない点に注意してほしい。また、SMSの送受信にもiPadは対応していない。ただしiPhoneユーザーであれば、そばにあるiPhoneを経由して、通話やSMSをiPadで発着信する方法がある(図7)。

●iPad単体では電話ができない点に注意
●iPad単体では電話ができない点に注意
図6 「Wi-Fi+Cellular」モデルのiPadで音声通話可能なプランで契約したSIMを導入しても通話はできない。iPadではデータ専用プランを使おう
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●近くのiPhoneを通話/SMSに利用
●近くのiPhoneを通話/SMSに利用
図7 iPhoneの「電話」設定画面で「ほかのデバイスでの通話」を許可し、iPadで「iPhoneから通話」をオンにしておくと、近くのiPhoneを通じてiPadで通話やSMSの送受信が可能
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 初めにiPhoneの「設定」→「電話」とタップして表示された画面で「ほかのデバイスでの通話」をタップ。表示された画面で「ほかのデバイスでの通話」をオンにし、通話を許可する端末をオンにしよう。次にiPadの「設定」→「FaceTime」とタップして表示された画面で「iPhoneから通話」をオンにする。これで設定は完了だ。これによってiPhoneに電話が着信するとiPadも呼び出し状態になり、受けることができる。

 また、iPadの「FaceTime」アプリで電話番号を使って呼び出すと、iPhoneを経由して発信する。これはこれで面白いのだが、そばにiPhoneがあるならわざわざiPadを使わずに、直接iPhoneを使った方が楽な場合が多い。この仕組みが便利なのは、iPadの「メッセージ」アプリでSMSを送受信できる点。iPadに接続したハードウエアキーボードでテキストを入力できるようになるからだ。SMSは1通ごとに料金がかかり、文字数も制限されるが、相手がアップル製端末ユーザーであることが認識されると、電話番号宛てに発信しても自動的に料金がかからず文字数制限の無い「iMessage」が利用されるようになる。どちらで送受信しているかは、メッセージアプリの吹き出しの色を確認しよう。SMSでは緑なのに対して、iMessageの場合は青で表示される。