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 本特集では「iPad」をパソコンの代わりやデジタルノートとして持ち歩き、作業の生産性を上げる端末として活用するテクニックを取り上げてきた。今回は少し方向性を変え、iPadのエンタメ用途に注目する。iPadを持ち歩いて趣味を楽しむ際のテクニックを紹介しよう。

「ギガ」の消費に気を付ける

 最初にエンタメのジャンルとして動画配信サービスを取り上げる。今やさまざまな動画配信サービスがiPadに対応しており、好きなときに視聴できる(図1)。本連載でお薦めしているiPadは、どこにいてもインターネットに接続可能な「Wi-Fi+Cellular」モデルだが、モバイル回線で配信動画を視聴するとデータ通信が大量に発生することは簡単に想像できるだろう。そのため、動画は基本的にWi-Fiネットワークで利用する方が安心だ。しかし恐れているだけでは進歩がないので、実際にどの程度消費するかを計測してみた(図2)。

●動画コンテンツを好きなときに視聴
●動画コンテンツを好きなときに視聴
図1 iPadはさまざまな動画配信サービスに対応。高品質なディスプレイと内蔵スピーカー、モデルによっては「空間オーディオ」で動画を楽しめる
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●モバイル回線で「ギガ」はどれだけ減る?
●モバイル回線で「ギガ」はどれだけ減る?
図2 モバイル回線で視聴すると、どの程度データを消費するかを実測した例。作品や環境によっても異なると思われるため、参考値と捉えてほしい
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 使った端末は「iPad mini」で、回線は「IIJmio」だ。1時間半程度の実写映画作品と30分弱のアニメ作品を視聴してみた。3つのサービスで計測したが、見た作品はそれぞれ異なる。「ストリーミング」の列が、視聴後にIIJのホームページで確認したデータ消費量だ。「Apple TV+」がほかのサービスよりもデータ量が大きい理由は不明だが、それ以外の2つは実写映画作品で500MB程度、アニメ作品で200MB程度の消費だった。もちろん、作品や環境によって条件は異なるため、必ずこの程度に収まるとは言い切れない。自分の環境でどれくらい消費するかを把握しておくと、モバイル回線で動画を視聴する際の指標になるはずだ。