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Ubuntuを使い始めると、「アイコンや画面の文字が小さすぎる」「リンクをクリックしたときに違うWebブラウザーを起動したい」「音楽CDをセットした際の挙動を変えたい」など、いろいろと変えたいことが出てくるでしょう。このPart5では、そうしたOSまわりの基本的な設定の変更方法と、各種周辺機器の対応状況の二つについて紹介します。

 WindowsにせよLinuxにせよ、インストールしたままの「素」の状態は、万人向けの使いやすさを目指しています。そこで、自分にとって最適な使い勝手を実現できるように、さまざまな設定の変更方法を知っておくと役に立つでしょう。また、使い勝手を高めるという観点では、「各種周辺機器をつないで使えるか」も気になるところです。Part5では、これら設定の変更方法と周辺機器の接続に関して詳しく見ていきます。

Ubuntuの設定ツール

 Windowsでは、「設定」アプリから統合的なUIで各種設定を変更できます(図1)。これはUbuntuも同じで、オーバービューから「設定」アプリを検索して起動し、さまざまな設定を行うことができます(図2)。誌面スペースの都合上、すべてはとても紹介できませんが、よく使う設定について変更方法などを押さえておきましょう。

図1 Windowsの「設定」アプリ
図1 Windowsの「設定」アプリ
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図2 Ubuntuの「設定」アプリ
図2 Ubuntuの「設定」アプリ
Windowsと同じく設定項目の検索機能もある。
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ディスプレイまわりの設定

 「ディスプレイ」では、画面解像度の変更を含むディスプレイまわりの設定を変更できます(図3)。選べる解像度はディスプレイの種類やグラフィックスデバイスの性能など利用環境により変わります。「サイズ調整」で拡大率を変更すると、解像度はそのままで文字やアイコンの大きさなどを拡大できます。4Kモニターなど高解像度な環境では文字が小さくて読みづらいので、ここで調整するとよいでしょう。「任意倍率のスケーリング」はこの拡大率をより細かく設定するためのオプションです。ただし、対応GPUを使っていることが前提で、消費電力や性能に影響を与えるため、どうしても使いたい場合以外は避けた方がよいでしょう。

図3 ディスプレイの設定
図3 ディスプレイの設定
マルチディスプレイの設定もこの画面で行う。「TV向けに調整」はTVにPCを接続したとき、画面がはみ出してしまうようならオンにすると解消する可能性がある。
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