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技術士第二次試験の筆記試験まで残り2カ月を切った。筆記試験対策では最新施策などのキーワード抽出が大切だと指南してきたが、キーワード集めはあくまでも論文作成の手段だ。試験に合格するためには、そのキーワードを使いこなせるようにしなければならない。(日経クロステック)

 総合技術監理部門を除く第二次試験の記述式論文の書き方について、前回までに詳しく紹介した。ここでは、直前の学習や論文作成のポイントを説く。

1.学習のポイント

 問題を読んですぐに論文を作成できる受験者は少ない。多くの受験者は設問の要旨となるキーワードを抽出して論文の構成を考え、その構成に基づいて論文を仕上げる。

 基本となるキーワードは、試験の1カ月前の時点でほぼ整理を終えていなければならない。まだ終わっていない受験者は、的を絞り込んで早急にキーワードを整理しよう。

 論文対策の学習を進めるうちに、いつの間にかキーワードの収集・整理が目的となってしまう受験者が少なくない。だが、キーワードの収集・整理はあくまでも論文作成の手段にすぎない。決して目的ではないという点を再度、確認しておく。

 この期に及んで想定問題のテーマを増やし、キーワードの収集・整理を続けるという勉強法は効率が悪い。筆記試験まで残り2カ月を切った今、整理し終えたキーワードを基に、論文を作成できるようにするための勉強に時間を使いたい。論文の制作に取り組んでみると、単にキーワードを覚えているだけではうまく書けないことが多いと気づくはずだ。キーワードをきちんと覚えたうえで、その内容を説明できるようにしておかなければならない。