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試験当日と試験まで残り2週間程度の期間には、どのような勉強をすればよいのかを整理しておく。この期間は、キーワードの復習と過去問の見直しを進めるのが効果的だ。直前の学習方法に加えて、試験当日に注意すべき点を指南する。(日経クロステック)

1.必須科目での確認事項

 技術士第二次試験の筆記試験当日まで残り2週間程度となってからは、どのような勉強をすればよいのか──。ここでは、これまでの学習を順調に進めてきた前提で、この期間の学習方法を解説する。参考にしてほしい。

 まずは3枚の答案を作成する必須科目。もう最終段階なので、勉強してきたテーマ、キーワードに絞って復習する。その際には、下記の点を意識するとよい。

  • 予想テーマごとのキーワードが書けるか再確認する
  • 問題文に示された1つのテーマから最低3個のキーワードを書けるようにする
  • キーワードは考えなくても、すぐに頭に浮かべられるようにする
  • キーワードの内容を正しく理解しているか再確認する

 過去問の振り返りも大切だ。過去問に沿ってこれまでの学習内容を整理する。さらに、自身が整理したキーワードについて、問題点や課題、解決策、答案などを復習し、理解を深めながら覚える。

 過去問を用いた問題演習も大切だ。ここで意識しておきたいのは、色々な問題文の形式に慣れること。実際に論文を記述しなくてもよい。問題文の記載に沿った論文の形式や構成をイメージできるよう復習しておく。