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LISMOやワンセグ、サービスと融合しケータイが進化

堀:2000年代後半は、音楽やワンセグなどサービスと融合することでケータイが進化していきました。

砂:サービスと端末の融合といった面ではLISMO(KDDIが2006年から始めた音楽配信を中心としたサービス)がありました。

高:この時期から3Gの高速通信を生かしたリッチなサービスも増えていきましたね。

堀:夜中にニュースをダウンロードするようなサービス(EZニュースフラッシュ、2019年にサービス終了)もありましたね。

近:ありましたねえ。

砂:これはHDDを載せた東芝製のLISMO端末「MUSIC-HDD W41T」です。

HDDを搭載した東芝製「MUSIC-HDD W41T」(2006年発売)
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HDDを搭載した東芝製「MUSIC-HDD W41T」(2006年発売)
4GバイトのHDDを内蔵し、約2000曲を持ち運べることを特徴とした音楽を楽しむことに特化した端末(写真:日経クロステック)

堀:懐かしいですねえ。

近:本体が少し分厚いのですが、これ以降、HDDを搭載したケータイはなかなかないので珍しい1台です。

砂:当時はiPodを目指していました。

堀:ワンセグを搭載した機種もauは早かったですね。

近:こちらが初代ワンセグケータイの三洋電機製「W33SA」です。

業界初のワンセグ搭載ケータイ、三洋電機製「W33SA」(2005年発売)
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業界初のワンセグ搭載ケータイ、三洋電機製「W33SA」(2005年発売)
(写真:日経クロステック)

砂:東日本大震災が起きたときは、ワンセグを使ってずっとテレビを見ていました。

堀:当時はパケット通信よりもワンセグのほうが安定して映像を見られましたよね。

砂:ワンセグは、当時の端末の画面サイズにあっていたというのもありました。

―後編に続きます―