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 外付けストレージをスマートに活用する方法をいくつか紹介しよう。

 故障を予見するには、本特集の2回目で紹介したメーカーの提供するソフトが便利。ただ、健康状態のおおまかな評価しか表示しないことも多い。もっと詳しく調べたいと思ったら、フリーソフトの「CrystalDiskInfo」が便利だ(図1図2)。

●CrystalDiskInfoで健康状態をチェック
●CrystalDiskInfoで健康状態をチェック
図1 「CrystalDiskInfo」(ひよひよ氏作)は、HDDやSSDが備える自己テスト機能「S.M.A.R.T.」の情報を読み取って表示する。HDDが故障する予兆となるのが「代替処理済のセクタ数」。読み書きに失敗し、予備領域で代替した領域があるという意味だ
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図2 ある程度新しいモデルのSSDでは、ストレージの寿命も分かる。100%から数値が減っていくため感覚的に把握しやすい。もしSSDのTBW(Total Byte Written)の数値が分かるのであれば、書き込み量も寿命の参考になる
図2 ある程度新しいモデルのSSDでは、ストレージの寿命も分かる。100%から数値が減っていくため感覚的に把握しやすい。もしSSDのTBW(Total Byte Written)の数値が分かるのであれば、書き込み量も寿命の参考になる
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 同ソフトは、HDDやSSDが備えている自己診断機能「S.M.A.R.T.」の情報を読み取って表示する。「健康状態」の項目は異常値を検出すると「注意」や「警告」に変わるため、ひと目で判断できる。

 HDDで重要な項目は「代替処理済のセクタ数」。「生の値」が全て0が正常な状態で、1以上の数値がある場合は危険のサインだ。温度は目安として30~40℃程度であれば問題ない。60℃以上の場合は寿命が短くなる恐れがあるため、設置場所を変えるなど対策を講じよう。

 SSDは寿命が数字で表示されるため、より分かりやすい。SSDは書き込み量による寿命があるため「総書込量」も目安となる。現行モデルでは総書き込み量の限界(TBW)が、1TBモデルの場合で数百TBと非常に大きい。CrystalDiskInfoには常駐して情報や警告を表示する、ログをグラフ表示するといった機能もある(図3図4)。

●常駐機能もある
●常駐機能もある
図3 ソフトを常駐させ、通知領域に温度などの情報を表示する機能もある
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●グラフ表示や警告も可能
●グラフ表示や警告も可能
図4 ログをグラフで表示したり、異常があった際に警告を出したりする機能もある。メールでの通知も可能だ
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