あらゆるシステムで活用が進む「クラウド」。DevOpsやデータ分析の強化といったDX(デジタルトランスフォーメーション)を支える基盤としても注目が高まる。新サービスの投入や機能強化が続くなか、新たな「常識」も生まれている。最新動向を押さえ、活用ノウハウを探ろう。

特集
クラウドの新常識2022
目次
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ラスボス「メインフレーム」もクラウドへ、AWSやGoogleが移行支援に本腰
Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloudなどが、脱メインフレームに向けたサービス拡充を急ぐ。クラウドベンダーが描く脱メインフレームの支援策などを見ていこう。
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「サーバーレスファースト」がクラウドの新常識に、バッチ高速化には注目の新手法
今回はクラウドの「新常識」を2つ紹介する。1つは、クラウドネイティブな開発手法を推し進める「サーバーレスサービス」の活用法。もう1つは、従来型システムのクラウド移行で課題になりがちな「バッチ処理」の高速化手法だ。
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3分で分かるクラウド進化の現在地、DXで欠かせぬ基盤に
クラウドの基本を押さえながら、現状をひもとく。最近の調査によれば、世界市場でのシェアトップはAWSで32~33%。Microsoft Azureが21%で2位、Google Cloudが10%弱でそれに続く。