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税込1万円以下で入手できる中古PCでも、軽量Linuxを入れれば快適なマシンとして復活できる。主要な軽量Linuxから特徴のある5種類を選定し、レスポンスや操作性などを徹底検証する。

検証2
見た目や操作性がWindows風
Q4OS

 「Q4OS(キューフォーオーエス)」は、Windows OSのルック&フィールを再現したドイツ発祥のLinuxディストリビューションです。Windows OSに慣れ親しみ、Linuxに不慣れなユーザーに向いています。余ったPCでLinuxを試したいときに、気軽に始められるのが魅力です。

 2021年11月22日にリリースされた最新版の「Q4OS 4.7」は、100を超えるLinuxのベースになっている「Debian 11.1」を基に開発されており、長期サポート(LTS)版で5年間のサポートが保証されています。

 64ビットCPUと32ビットCPUに対応した通常のISO形式イメージファイルのほかにも、exe形式のWindowsインストーラーが用意されており、Windowsとのデュアルブート環境を簡単に構築できます。

 デスクトップ環境は「Plasma」か「Trinity」を選べます。どちらもメジャーなデスクトップ環境の「KDE」をベースに開発されています。ただし、Plasmaは機能が豊富できめ細やかな設定が可能な重量級のデスクトップ環境で、旧型PCには不向きです。一方、Triniyは3Dやアニメーション効果を排除し、操作性や軽快さを追求した旧型PC向けです。

「Q4OS」のインストール

 ダウンロードサイト*6をWebブラウザーで開きます。2022年1月現在の最新版は「4.7」です。インストーラーに特化した「install-cd」版もダウンロードできますが、こちらは日本語に対応していません。デスクトップ環境として「Trinity」を、起動方法として「live」を選択するには、表示されるページにある「Q4OS Gemini,Trinity,live-64bit/x64」をクリックします。サイトにアクセスすると寄付を求められます。「Not now,take me to the download」をクリックすることで無償でダウンロードできますが、気に入ったら寄付金を支払って開発を支援しましょう。

*6 https://q4os.org/downloads1.html

 イメージファイルの「q4os-4.7-x64-tde.r1.iso」をダウンロードできたら、書き込みツールを使ってインストールUSBメモリーを作成します。インストールUSBメモリーの作成方法や起動方法は、「Lubuntu」で説明した手順と同じです。