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税込1万円以下で入手できる中古PCでも、軽量Linuxを入れれば快適なマシンとして復活できる。主要な軽量Linuxから特徴のある5種類を選定し、レスポンスや操作性などを徹底検証する。

検証4
見た目を自在に変えられる
Bodhi Linux

 「Bodhi(ボーディ) Linux」は、視覚効果の高いウィンドウマネジャー「Moksha」を採用し、軽量ながら派手な見た目のLinuxディストリビューションです。「Bodhi」は、サンスクリット語の「菩提(ぼだい)」から名付けられています。ミニマリズムを提唱しており、最小限のソフトウエアのみで構成されています。このため、インストールイメージはわずか873Mバイトほどです。必要なソフトをユーザーが選択してインストールすることで、無駄なソフトを排除し、HDDの使用量を減らすことができます。Ubuntuをベースに開発されているため、Ubuntuの豊富なパッケージを使用できます。

 デスクトップのカスタマイズ性に優れていて、11種類ある「Theme」を適用するだけで、見た目を自在に変えられます。

 最新版の「6.0.0」は「Ubuntu 20.04 LTS」ベースになり、2025年までサポートされます。標準構成の「Standard」、より多くのハードウエアに対応した「Hwe」、アプリを多数収録した「AppPack」がリリースされています。32ビットCPUに対応する「Legacy」は、バージョン「5.1.0」が最新で、「6.0.0」はまだ開発途上です。

「Bodhi Linux」のインストール

 標準構成の「Standard」をインストールします。ダウンロードサイト*9をWebブラウザーで開き、表示されるページにある「Standard Release」のリンク「Download」をクリックし、イメージファイル「bodhi-6.0.0-64.iso」をダウンロードします。ダウンロードが完了したら、書き込みツールを使ってインストールUSBメモリーを作成します。インストールUSBメモリーの作成方法や起動方法は、「Lubuntu」で説明した手順と同じです。

*9 https://www.bodhilinux.com/download/

 インストールUSBメモリーから起動すると、ブートローダーが表示されます。「Install Now」を選択してBodhi Linuxのインストーラーを起動したら、図5の手順で作業を進めてください。インストールが完了したらPCを再起動します。

図5 「Bodhi Linux 6.0.0」のインストール手順
図5 「Bodhi Linux 6.0.0」のインストール手順
表示される画面の内容はZorinOS(図4)とほぼ同じ。
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