女性(Female)と技術(Technology)を掛け合わせた造語である「フェムテック」。日本では女性向けの製品やサービスを幅広くフェムテックと呼ぶことが多いが、先端技術を活用したテック色の強い次世代のフェムテックを目指す企業が現れている。こうした「フェムテック2.0」とも呼べる新たな動きは女性ならではの課題を解決するとともに、発症の様子などに性差がみられる疾患の診断支援などに役立つ可能性がある。フェムテック2.0のニーズの高まりや手掛ける企業の動向を追った。

(出所:123RF)
女性(Female)と技術(Technology)を掛け合わせた造語である「フェムテック」。日本では女性向けの製品やサービスを幅広くフェムテックと呼ぶことが多いが、先端技術を活用したテック色の強い次世代のフェムテックを目指す企業が現れている。こうした「フェムテック2.0」とも呼べる新たな動きは女性ならではの課題を解決するとともに、発症の様子などに性差がみられる疾患の診断支援などに役立つ可能性がある。フェムテック2.0のニーズの高まりや手掛ける企業の動向を追った。
心筋梗塞は男女共通の疾患であるが、男女で症状の訴え方が異なる「性差」があるという。こうした性差を考慮した適切な診断や治療を目指し、AI(人工知能)などデジタル技術を活用した取り組みが始まった。女性の健康課題を先端技術で解決する「フェムテック2.0」の新しい動きといえそうだ。
女性(Female)と技術(Technology)を掛け合わせた造語である「フェムテック」と呼ばれる分野が活況だ。日本では女性向けの製品やサービスを幅広くフェムテックと呼ぶことが多いが、先端技術を活用したテック色の強いフェムテックを目指す企業が現れている。