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 会議や打ち合わせなどの記録は、日常的にノートに記録しているだろう。10年ほど前からICレコーダーなどで録音して議事録を作るのに役立てるようなケースも増えてきた。

 ただし、ノートを書いたり記録したりする作業が打ち合わせの邪魔になるのはいただけない。特に対面の打ち合わせでキーボードを打っていると、きちんと話を聞いていないと思われてしまう懸念がある(図1)。

●会議やミーティングの記録で大切なポイント
●会議やミーティングの記録で大切なポイント
図1 会議やミーティングの際には、話した内容を漏れなく記録しておこう。その際には、録音や音声入力アプリ、タブレットを活用した手書きツールが役立つ
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 今や、ICレコーダーはほとんど不要になっており、スマホの録音アプリで十分役立つ。マイクはスマホの下側に付いているケースが多いので、そちらを会議の中央に向けて録音すると、音声をしっかり記録できる。

 録音はスマホの標準アプリでもOKだ。iPhoneなら「ボイスメモ」(図2)、Androidスマホは機種によるが何らかの録音アプリが用意されているだろう(図3)。もちろん、自分が使いやすいアプリを別途インストールして利用しても構わない。シンプルな録音アプリでもよいし、「ALON Dictaphone」のような高機能なアプリを使うのもお勧めだ(図4)。

●重要な会議や打ち合わせは録音を忘れずに
●重要な会議や打ち合わせは録音を忘れずに
図2 iPhoneに標準装備の「ボイスメモ」アプリでもシンプルに会議や打ち合わせを録音できる
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図3 画面はAndroidスマホ「Galaxy」シリーズの「ボイスレコーダー」。製品によって標準アプリは異なる
図3 画面はAndroidスマホ「Galaxy」シリーズの「ボイスレコーダー」。製品によって標準アプリは異なる
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図4 端末に標準アプリがない場合は、市販のアプリで録音しておこう。画面は「ALON Dictaphone」
図4 端末に標準アプリがない場合は、市販のアプリで録音しておこう。画面は「ALON Dictaphone」
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 まずは、内容を全て音声で録音しておこう。これで、きちんとメモを書いていなくても後でフォローが可能になる。