会議や打ち合わせなどの記録は、日常的にノートに記録しているだろう。10年ほど前からICレコーダーなどで録音して議事録を作るのに役立てるようなケースも増えてきた。
ただし、ノートを書いたり記録したりする作業が打ち合わせの邪魔になるのはいただけない。特に対面の打ち合わせでキーボードを打っていると、きちんと話を聞いていないと思われてしまう懸念がある(図1)。
今や、ICレコーダーはほとんど不要になっており、スマホの録音アプリで十分役立つ。マイクはスマホの下側に付いているケースが多いので、そちらを会議の中央に向けて録音すると、音声をしっかり記録できる。
録音はスマホの標準アプリでもOKだ。iPhoneなら「ボイスメモ」(図2)、Androidスマホは機種によるが何らかの録音アプリが用意されているだろう(図3)。もちろん、自分が使いやすいアプリを別途インストールして利用しても構わない。シンプルな録音アプリでもよいし、「ALON Dictaphone」のような高機能なアプリを使うのもお勧めだ(図4)。
まずは、内容を全て音声で録音しておこう。これで、きちんとメモを書いていなくても後でフォローが可能になる。