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 たくさんの情報や自分が思い付いた項目をノートに書き出していき、新しいアイデアを見つけたり、生み出したりする方法を紹介する。紙のノートとペンの時代から、考えを書き出す手法は定番として知られてきた。なんとなく考えているより、どんどん書き出して俯瞰(ふかん)することで、また新しい考えが出てくるものだ。

 この書き出し作戦は、デジタルのノートでも当然有効。紙とペンより使いやすい点も少なくない。

 利用するアプリは何でも構わないが、情報を一元化することを考えると、ここでもやはりOneNoteがお薦めだ(図1)。

●使用するアプリは何でもOK
●使用するアプリは何でもOK
図1 アプリは何でも構わないが、お薦めはOneNote。自由な位置にブロックで思い付いた情報を書いていける
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 ポイントは、OneNote上にどんどん情報を書いていくこと。頭の中にあるアイデアでもWebや書籍で見つけた項目でも構わない。OneNoteはワープロとは違って、ブロック状に文字を入力していける。内容のカテゴリーごとに分類して別々のブロックに書いていくと作業性が良い。ブロックごと自由に移動できるので、いろいろ入れ替えてみて自分なりの位置関係を確立できる(図2)。

図2 ブロック単位で位置を自由に動かせるので、仲間のデータを近くにまとめるといったこともしやすい
図2 ブロック単位で位置を自由に動かせるので、仲間のデータを近くにまとめるといったこともしやすい
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 重要だと思ったアイデアにはラインマーカーを引いて色を付けることも可能(図3)。文字の色やサイズを変えるのもありだ。

図3 ピンときた情報にはラインマーカーを引いたり、自由にアイデアを整理したりしていこう
図3 ピンときた情報にはラインマーカーを引いたり、自由にアイデアを整理したりしていこう
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 アイデアを書き出したら整理していく。これを繰り返す。OneNoteならスマホでも作業できるので、ちょっとした隙間時間に作業を続けられる。場所を問わず思いついたアイデアをまとめられるのはありがたい。