たくさんの情報や自分が思い付いた項目をノートに書き出していき、新しいアイデアを見つけたり、生み出したりする方法を紹介する。紙のノートとペンの時代から、考えを書き出す手法は定番として知られてきた。なんとなく考えているより、どんどん書き出して俯瞰(ふかん)することで、また新しい考えが出てくるものだ。
この書き出し作戦は、デジタルのノートでも当然有効。紙とペンより使いやすい点も少なくない。
利用するアプリは何でも構わないが、情報を一元化することを考えると、ここでもやはりOneNoteがお薦めだ(図1)。
ポイントは、OneNote上にどんどん情報を書いていくこと。頭の中にあるアイデアでもWebや書籍で見つけた項目でも構わない。OneNoteはワープロとは違って、ブロック状に文字を入力していける。内容のカテゴリーごとに分類して別々のブロックに書いていくと作業性が良い。ブロックごと自由に移動できるので、いろいろ入れ替えてみて自分なりの位置関係を確立できる(図2)。
重要だと思ったアイデアにはラインマーカーを引いて色を付けることも可能(図3)。文字の色やサイズを変えるのもありだ。
アイデアを書き出したら整理していく。これを繰り返す。OneNoteならスマホでも作業できるので、ちょっとした隙間時間に作業を続けられる。場所を問わず思いついたアイデアをまとめられるのはありがたい。