一部のスクロールバーが細すぎて見にくい
エクスプローラーのナビゲーションウィンドウなどをスクロールさせるのに使うスクロールバーは、10と比べて横幅が細くて見づらく、マウスでドラッグしにくい。プレビュー版の最新11はさらに細いスクロールバーに変更されており(図19右)、今後のアップデートでいっそう使いにくくなる可能性がある。なお、Edge(エッジ)やChrome(クローム)は独自のスクロールバーで、10のように太くてスクロールしやすい。
「設定」のカテゴリーをスタートメニューに登録不可
10のスタートメニューにあるタイル領域には、よく使うアプリだけでなく「設定」画面のカテゴリーや詳細項目のショートカットも登録することが可能だ(図20)。電源管理やネットワークなどの設定をタイルから直接開けて便利。一方、11のスタートメニューではタイル機能自体が廃止され、その代替であるピン留めの領域には「設定」画面の詳細項目などを登録できない(図21)。10のタイル愛好家は不便に感じるだろう。