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 数年前まで、国内ではほとんど見かけなかったChromebook。今では家電量販店でパソコンコーナーの一角を占めるまでになった。デル・テクノロジーズや日本HP、レノボ・ジャパン、ASUS JAPAN、日本エイサーといった海外メーカー製が目立つ(図1)。もちろん、国内メーカーからも新モデルが登場している。「iPad」やAndroidタブレットなどのジャンルを除けば、Windows機やMacに次ぐ第3のパソコンとして定着したと言えるだろう。

●パソコンメーカー各社から新モデルが次々に登場
●パソコンメーカー各社から新モデルが次々に登場
図1 Chromebookはここ数年で急速に注目度が高まっており、家電量販店での専用コーナーも増えている。パソコンメーカー各社が販売しており、価格は2万円台から10万円台半ばまでと幅広い
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 Chromebookは米グーグルが開発する「Chrome OS」搭載ノートの総称だ。国内シェアが急増した背景には、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」がある。低価格という厳しい制約の中、端末の一括管理が容易などの理由で、Chromebookは多くの小中学校で採用された。2021年10月に公開された調査によると、全国で導入された端末約946万台のうち40%がChrome OSだった(図2)。

●GIGAスクール構想で一気に普及が進んだ
●GIGAスクール構想で一気に普及が進んだ
図2 学校教育へのICT導入を目指した「GIGAスクール構想」での学習者用端末としてChromebookが急増した。文部科学省が2021年10月に公開した実態調査によると、同年7月末時点で導入された全端末約946万台のうち、40%がChrome OSだった
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