仕事に欠かせないデータ分析。AIやビッグデータ解析がもてはやされる昨今だが、業務上のデータ分析ではExcelが主流だ。
機能が豊富な「Excel」は、使い方も人それぞれ。自己流で使っていると、見た目の仕上がりは上々でも、うまくデータを取り出せず、活用が難しいことがある(図1)。「正しい作法」に従って作れば、こうしたトラブルを避けられるだけでなく、ほかの人にブックを渡すときも安心だ。
「正しい作法」といっても、Excelの最適な使い方は目的によって変わる。そこでこの特集では、データ分析に目的を絞り、どのようなデータを作ればよいかを説明する。まずは入力の基本となる、セルの使い方から見ていこう。