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部屋の中を見せたくないなら仮想背景を活用しよう

 自宅からWeb会議に参加する際、部屋の中を見せたくないのであればWeb会議ツールの仮想背景機能を活用しよう。人物を認識し、切り抜いて任意の画像に合成してくれる。しかし、この機能は思いのほかPCの処理性能を必要とする。仮想背景をオンにして通信が不安定になったら、利用をあきらめて部屋を片付けたほうが手っ取り早いかもしれない。

 Web会議ツールによっては仮想背景を使うときのPCの処理性能を明示している。参考にしよう。

○Zoom
・グリーンバックなしの場合
Intel i3 2コア以上で第5世代以降
Intel i5/i7/i9 2コア以上で第3世代以降
AMD 論理コア8で3.0GHz以上

○Webex
Intel Core i3、i5、またはi7 4000シリーズ以降
AMD Ryzen 5、7、9またはそれ以上

 仮想背景は一度設定すれば、その後もずっと表示してくれるので手間がかからない。Zoomの場合は「ビデオ」アイコンのメニューから「バーチャル背景」をクリックし、「設定」画面の「背景とエフェクト」で設定できる。

 「+」をクリックすれば、手持ちの画像をアップロードできる。その際、画像の選択には注意する。人が映っているようなスナップ写真だと見づらくなるし、ビジネスシーンにはそぐわない。同様に、著作権や肖像権がグレーな写真も避けたほうがよい。

Zoomは「背景とエフェクト」で仮想背景の設定を行う
Zoomは「背景とエフェクト」で仮想背景の設定を行う
(画面写真は筆者が取得、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]
Meetでは背景をぼかし、その強度を選択できる
Meetでは背景をぼかし、その強度を選択できる
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 Zoomは仮想背景の合成を高精細にするグリーンバックを利用できる。背景に緑色の紙や布にすることで切り抜き漏れがなくなり、くっきりとした映像になる。

Zoomはグリーンバックに対応。顔から離したiPhoneも背景に紛れず、画面が写っている
Zoomはグリーンバックに対応。顔から離したiPhoneも背景に紛れず、画面が写っている
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 Zoomでは背景に動画を流すこともできる。しかし、PCのより高い処理性能が要求され、通信するデータ量も増えるため、相手に迷惑をかけるかもしれない。ビジネス目的のWeb会議であれば気が散ってしまうので、動画の利用は避けたほうがよいだろう。