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「Apple Pencil」はiPadの機能を拡張してくれる相棒とも呼べる存在。絵を描く人はもちろん、絵を描かない人にも役に立つテクニックを紹介しよう。

 ペーパーレス化で書類を紙に印刷せずに、iPadなどのタブレットで閲覧する場面が増えてきた。さらには制作過程でPDFに出力した書類に赤入れする際にもiPadとApple Pencilが活躍する。まずは標準アプリで赤入れする方法を紹介しよう(図7)。「ファイル」アプリでクラウドまたはiPadに保存した書類を開こう。ちなみにファイルアプリは「iCloud Drive」だけでなく「OneDrive」「Googleドライブ」といった他社のクラウドサービスにもアクセス可能だ。

iPadの標準機能でPDFに赤入れする
iPadの標準機能でPDFに赤入れする
図7 ペンで書き込んだものは図形になる。長いテキストの修正はテキストツールにスクリブル(手書き文字認識)を使って入力しておくとよい
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 書類を開き、右上のマークアップをオンにすると、画面下部にメモアプリでもおなじみの標準ペンパレットが表示される。あとはペンツールで赤を選択して書類に書き込むだけ。ペンツールでの書き込みは図形としてPDFに記録されるため再利用は難しいが、多くのPDF編集アプリで表示できる。紙と赤ペンの環境と基本的には同じと考えればよいだろう。それでも文章を修正する場合はテキストツールを使って修正用のテキストを入力し、後の工程でテキストを再入力する手間を省くといった多少のメリットはある。

 テキスト入力には「スクリブル」を使うとよいだろう。これは手書き文字認識入力で、日本語にも対応している。長文はハードウエアキーボードがあった方が快適だが、PDFへの赤入れくらいならスクリブルでカバーできる場合も多い。うまく活用すると、Apple Pencilだけである程度は赤入れを完結できるはずだ。