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 家族や友人と待ち合わせをしている、または自分だけ別行動をして後から合流したい……。こうしたシーンで役立つのが「位置の共有」機能。自分の現在地を相手と共有することで、自分がどこで待っているのか、またはどこまで来ているのかを、相手に伝えられる仕組みだ(図1)。

待ち合わせや別行動時に重宝!
待ち合わせや別行動時に重宝!
図1 友人と待ち合わせをしたり、自分だけ別行動をした後から合流するといったときに便利なのが位置の共有機能。相手の地図上に今自分がどこにいるのかが表示されるので、合流したり待っていてもらったりするのが楽だ
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 位置を共有する方法はいくつかあるが、使いやすいのは「Googleマップ」だ。操作手順は、AndroidとiPhoneのどちらもほぼ同じ。アプリを起動したら、自分のGoogleアカウントでログインする。自分の現在地と、その周辺の地図が表示されるので、右上にあるアカウントボタンをタップ。現れたメニューで「現在地の共有」をタップする(図2)。

「Googleマップ」で自分の位置を共有
「Googleマップ」で自分の位置を共有
図2 位置共有に使うのは、定番の地図アプリ「Googleマップ」。Googleアカウントでログイン済みなら、アプリを起動後に(1)からメニューを開いて「現在地の共有」を実行する(2)
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 続く画面で「現在地を共有」を実行し、共有する時間を設定。標準は1時間だが、もう少し長いほうがよいなら「+」ボタンを押して「2時間」以上に変更しよう。次に連絡先登録者から共有相手を選ぶか、メールやLINEなど相手との共有方法を選択する(図3)。

図3 現在地の共有機能が起動する。あとは「現在地を共有」ボタンをタップして、共有する時間と、共有相手や方法を選択する(1)~(3)。なお、相手と共有される情報は、名前と写真、現在地のほかに、最近訪れた場所や移動手段なども含まれる(右上)
図3 現在地の共有機能が起動する。あとは「現在地を共有」ボタンをタップして、共有する時間と、共有相手や方法を選択する(1)~(3)。なお、相手と共有される情報は、名前と写真、現在地のほかに、最近訪れた場所や移動手段なども含まれる(右上)
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 図3左下の共有方法で「LINE」を選んだ場合は、LINE画面に切り替わるので共有する相手とのトーク画面を選択して転送を実行。すると、共有リンクが相手に届く(図4)。また図3左下で連絡先を選択した場合は、登録済みのメールアドレスなどへリンクを送信できる(図5)。

LINEやメールなどでリンクを伝える
LINEやメールなどでリンクを伝える
図4 図3左下の共有方法で「LINE」を選んだ場合は、上のトーク選択画面が開く。ここで共有したい相手とのトークを選び、転送を実行(1)(2)。すると、共有相手が使うスマホのLINEアプリに、位置情報を共有するリンクが届く(3)
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図5 スマホの連絡先に登録している相手と共有する場合は、図3左下で「その他」から連絡先の一覧を開いて、相手を選択。リンクを送信するメールアドレスを指定する(1)。すると相手に共有リンク入りのメールが届く(2)
図5 スマホの連絡先に登録している相手と共有する場合は、図3左下で「その他」から連絡先の一覧を開いて、相手を選択。リンクを送信するメールアドレスを指定する(1)。すると相手に共有リンク入りのメールが届く(2)
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