誕生から半世紀以上が経過した現在でも、ビジネスツールとして広く使われている電子メール。だが、利用者が思っているほど安全ではない。暗号化されていない経路を通る場合があり、盗聴されるリスクがあるからだ。なぜそういった事態が発生するのか、対策はあるのか――。メールの基礎知識とともに分かりやすく解説する。

特集
「メール」は危ない
目次
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メールは「捨てられない」、ビジネスチャットやS/MIMEが代わりにならない訳
メールの通信経路の一部は暗号化されておらず、盗聴などのリスクがある。それにもかかわらず使い続けられている。メールが登場した半世紀以上前ならいざ知らず、現在では様々な技術やサービスが登場している。ビジネスチャットやS/MIMEはメールの代替にはならないのだろうか。
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10通に1通が「盗聴」されるリスク、メールの危険な現状が明らかに
誕生から半世紀以上が経過した現在でも、ビジネスツールとして広く使われている電子メール。だが、利用者が思っているほど安全ではない。1割以上のメールが盗聴のリスクにさらされているという。一体どういうことだろうか。メールの危険な現状を解説する。