国内最大級の自動車技術展である「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」。2022年5月25~27日、パシフィコ横浜(横浜市)にて開催。

人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA
2022年5月25~27日、パシフィコ横浜で開催
目次
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ヴァレオが超小型EV用の駆動システムを公開、簡易HEVのモーターがベース
フランスValeo(ヴァレオ)は「人とくるまのテクノロジー展2022」(2022年5月25~27日、パシフィコ横浜)において、モーターやインバーター、減速機を含む駆動システム「ヴァレオ48V eAccess」(以下eAccess)を公開した。主に街乗りで使用される超小型の電気自動車(EV)への適用…
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電動アクスル30年に500万台量産へ、ジヤトコ佐藤社長「勝算ある」
「2030年までに電動アクスル(eアクスル)の年間生産規模を500万台まで増やす」――。こうぶち上げたのは、ジヤトコで社長兼最高経営責任者(CEO)を務める佐藤朋由氏である。会見の直後、話を聞いた。
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競争激化のHUD市場、首位の日本精機がマツダ「CX-60」に採用
自動車用計器大手の日本精機が開発したHUD(ヘッド・アップ・ディスプレー)が、マツダの新型SUV(多目的スポーツ車)「CX-60」に採用された。同じく日本精機のHUDを採用したマツダの小型SUV「CX-30」に比べ、表示映像の面積を約3倍にした。
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樹脂化で45%軽量化、マーレのインバーターケースが量産EVに採用
アルミニウム(Al)合金製の鋳造品が当たり前だった領域に、樹脂が進出し始めた。ドイツMAHLE(マーレ)は、電気自動車(EV)の駆動用インバーターに使う樹脂製の外装ケースを開発した。自動車メーカーの量産EVに採用済みで、2021年に生産を開始したようだ。
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トヨタ「bZ4X」採用の電動ブレーキ、アドヴィックス“方針転換の第1弾”
方針転換を示唆していたトヨタ自動車系のアドヴィックスが動いた。20年以上こだわり続けてきた方式とは異なる電動油圧ブレーキの量産を開始した。採用第1弾はトヨタ自動車の電気自動車(EV)「bZ4X」である。
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電動パワステを「3手」で20%軽量化、日立アステモ
日立Astemo(日立アステモ、東京・千代田)が、電動パワーステアリング(EPS)の20%軽量化に挑む。2020年代後半の量産開始を目指す。「人とくるまのテクノロジー展2022」(22年5月25~27日開催、パシフィコ横浜)で、デュアルピニオン式の試作品を披露した。
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Wi-Fiで幼児の置き去り検知も、村田製作所が開発中の乗員見守りシステムを複数展示
村田製作所は、運転者の状態検知や幼児の置き去り防止に向けて開発中のセンサーシステムを2022年5月25~27日開催の「人とくるまのテクノロジー展2022」(パシフィコ横浜)に出展した。複数のセンサーを組み合わせることで精度を高め、目的の安全機能を実現できる。
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村田製作所、RFIDタイヤの情報を読み取るシステムづくりを推進
村田製作所は「人とくるまのテクノロジー展2022」(2022年5月25~27日、パシフィコ横浜)において、タイヤ内蔵用RFID(Radio Frequency IDentification)タグを出展した。同社は、同タグの普及を目指すとともに、タグの情報を読み取るシステムづくりも進めている。
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業界最軽量の薄型圧電スイッチをTDKが初展示、手袋をしたままでも操作可能
TDKは厚みが0.2mmと薄く「業界最軽量」(同社)とする圧電スイッチ「PiezoTap」を2022年5月25~27日開催の「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」(パシフィコ横浜)において初展示した。外形寸法も7mm×7mmと小さいため、取り付け場所の制約が少ない。車載機器やウエ…
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ジヤトコも電動アクスルを開発、20年代半ばに市場投入か
ジヤトコは、2020年代半ばの市場投入を目指し、モーターとインバーター、ギアボックス(減速機と差動歯車装置)を一体化した電動アクスルの開発を進めている。22年5月25~27日開催の「人とくるまのテクノロジー展2022」(パシフィコ横浜)では、その試作品のカットモデルを出品した。
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マツダ「CX-60」採用の準ミリ波レーダー、古河電工系が3割小型化
古河電気工業は「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」(2022年5月25~27日、パシフィコ横浜)に、同社グループの古河ASが開発した周波数が24GHz帯の準ミリ波レーダーを出展した。特徴は、前世代品から検知距離や水平検知角といった性能を高めながら、体積と重量を3割減らした点だ。
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NSKが電動アクスルで新コンセプト、小型化しつつ航続距離を延ばし動力性能向上
日本精工(NSK)は、2022年5月25~27日開催の「人とくるまのテクノロジー展2022」(パシフィコ横浜)で、電気自動車(EV)の電動アクスル(eアクスル)を小型化しながら、充電1回当たりの航続距離(以下、航続距離)の延伸や動力性能の向上を図れるコンセプト「シームレス2スピードeアクスルコンセ…
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トヨタ、機密情報の複製や改ざんを防ぐ新技術を2部署に導入
トヨタ自動車はブロックチェーン技術を活用したデータ保全プラットフォーム「Proof Chain of Evidence(PCE、ピース)」を、2022年5月25~27日開催の「人とくるまのテクノロジー展2022」(パシフィコ横浜)に出展した。
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「鉄は環境に優しい」、日本製鉄が鋼材の可能性をアピール
日本製鉄は、「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」(2022年5月25~27日、パシフィコ横浜)に出展した。新型コロナウイルス感染症の影響で、同展への実物展示は3年ぶり。
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日立のEV向け小型インバーター、エネルギー損失30%低減
日立製作所と日立Astemo(日立アステモ、東京・千代田)は、電気自動車(EV)に向けた新たなインバーター技術を開発した。同技術を用いた試作品を日立アステモが、「人とくるまのテクノロジー展2022」(2022年5月25~27日開催、パシフィコ横浜)で公開した。
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ヴァレオが新電動アクスルを日本初公開、軽EVにも対応
フランスValeo(ヴァレオ)は「人とくるまテクノロジー展2022横浜」(2022年5月25~27日、パシフィコ横浜)において、モーター、インバーター、ギアボックスまたは減速機を一体化した電動アクスル「ヴァレオスマートeDrive」(以下eDrive)を日本初公開した。主に軽の電気自動車(EV)な…
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路車協調システムの世界を体感、京セラがシミュレーター出展
京セラは、2022年5月25~27日開催の「人とくるまのテクノロジー展2022」(パシフィコ横浜)に、路車協調システムの世界を運転者の目線で体感できるシミュレーターを出展する。