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 半導体の最先端技術を紹介する国際学会「2022 IEEE Symposium on VLSI Technology & Circuits」が、2022年6月13日(米国時間、以下同)に米国ハワイ州ホノルル市で開幕した。リアル開催は2019年以来。6月14日に開催された基調講演では、オランダASMLのPresident(社長) and CTO(最高技術責任者)であるMartin van den Brink氏が登壇し注1)、「ムーアの法則注2)は2040年まで続くだろう」と予測を示した(図1、図2)。

注1)なお、同氏はオンラインでの参加となり、ホノルル市の会場で映像が中継された。

注2)半導体回路の集積密度が約2年で2倍になるという経験則。

図1 ホノルル市の「Hilton Hawaiian Village Waikiki Beach Resort」で開催された
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図1 ホノルル市の「Hilton Hawaiian Village Waikiki Beach Resort」で開催された
(画像:日経クロステック)
図2 オランダASMLのPresident and CTOであるMartin van den Brink氏
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図2 オランダASMLのPresident and CTOであるMartin van den Brink氏
ホノルル市の会場には約500人の参加者が講演に詰めかけた。同氏はリアル参加がかなわず、オンライン中継で会場からの質問に答えた。(画像:日経クロステック)

 ASMLは、先端プロセス製造に必須のEUV(極端紫外線)露光装置を手がける唯一の企業として知られる。同社のMartin van den Brink氏は「Holistic Patterning to Advance Semiconductor Manufacturing for the 2020s and Beyond(2020年代以降の最先端半導体製造への総合的パターニング)」というタイトルで講演した。微細化の限界が囁(ささや)かれる中で、「半導体イノベーションの価値創造は当面、減速しないだろう。予測可能な将来でムーアの法則は止まらない」と断言した。