パソコンを利用する際には、絶対やってはいけない危険行為があります。それを知らずに使うと、パソコンが壊れたり、フリーズしたり、発火事故を招いたりと深刻な事態を引き起こす恐れがあります。本特集では危険行為による20種類以上のトラブルを取り上げ、症状や理由、解決策を解説します。トラブルの防止や解決にお役立てください。

やってはいけないPCの危険行為
目次
-
ウイルス対策アプリの追加は1つまで、複数入れると確実に現れる「副作用」
ウイルスを完璧にシャットアウトしたいからといって、複数のウイルス対策アプリを入れてはいけない。パソコンの動作が確実に遅くなるからだ。
-
アンインストールがフォルダー削除ではなぜダメか、パソコンに残った設定を消す方法
いらないアプリを削除するとき、アプリが入ったフォルダーを手作業で削除するのは邪道。「アプリと機能」の画面から削除しよう。
-
危険なパーティション操作ソフト、失敗しても復元できるバックアップの作り方
パーティションを広げたい、あるいは分割したいなどの理由でパーティション操作をすることがある。しかし、間違った操作をするとWindowsが起動しなくなることがある。
-
パソコンの動作が遅くなったら「不要なサービスの停止」、やり方を誤るとトラブルに
パソコンの動作が遅くなったときの対応策として、不要なサービスの停止が有効だ。しかし、やり方を誤ると「周辺機器が使えない」「特定の機能が使えない」といったトラブルが生じる危険がある。むやみやたらと実行してはいけない。
-
パフォーマンスが向上する「レジストリクリーナー」、リスクを回避する方法
レジストリクリーナーはパソコンをよみがえらせる伝家の宝刀だ。長年の使用で起動や動作が遅くなったパソコンが一気に若返る。しかし、システムの核心部分に手を入れるだけに不用意に使うと、Windowsやアプリが不安定になったり周辺機器が動かなくなったりする危険もある。
-
Windowsの検索対象に外付けHDDの追加は慎重に、タイミングが重要
Windowsの検索機能の対象に、外付けHDDを加えるとCPUに負荷がかかり、動作が遅くなる。インデックスの作成に時間がかかるからだ。
-
すぐに利用しなくても残すべき「Microsoft Store」、削除したら復活が困難
「Microsoft Store」を削除してはいけない。将来欲しいストアアプリが出てきても、ウェブブラウザーからはインストールできないからだ。
-
Windowsの回復ツールは「劇薬」、アプリが大量に消滅する副作用に注意
起動や動作が遅くなったパソコンが見違えるほど高速になる。こんな夢をかなえてくれるのがOS付属のツール「回復」だ。ところが、実行するとアプリが消滅する事象が確認されている。
-
Windows 11にアップデートしたら10日間はディスク掃除をしないほうがよい、なぜ?
Windows 10からWindows 11に更新したら、10日間は「ディスククリーンアップ」の実行を我慢しよう。システムの回復オプションで復元が使えなくなる。
-
キーボード清掃の基本は「丁寧に」、乱暴に扱えばキーが壊れることも
キーボードを強くこするなど雑に扱うと、個々のキー(キートップ)が外れたりキーの内部が壊れたりすることがある。キーボードの掃除も注意が必要だ。
-
キーボードに水をこぼしたときの正しい対処方法、放置すれば致命傷に
キーボードに水をこぼすと、内部に残った水分が原因で基板が腐食したり接点がさびたりする。ノートパソコンだとさらに緊急性が高まり、内部でショートして致命傷になりかねない。
-
ケーブルはどうして壊れる?断線を防ぐ上手な扱い方
普段からケーブルを引っ張ってパソコンから抜いたり、ケーブルを無理やり曲げて結んだりしていると断線しやすい。断線ケーブルの修復は不可能なので、誤った使い方をしているなら見直そう。
-
パソコンの強制シャットダウンは危険、マウスが動かなくても安全に再起動する方法
パソコンが突然フリーズしてアプリを操作できなくなった。対応に困って電源ボタンを長押しするなどして強制的に電源を切ったことのある人もいるだろう。この強制シャットダウンは明らかに危険行為だ。
-
バッテリーの劣化を早める意外な理由、防ぐ手はあるのか
ノートパソコンを長く使うとバッテリー駆動時間が以前よりも短くなる。それはバッテリーが劣化して充電できる最大容量が減ったからだ。ただ、誤ったバッテリーの使い方をすると劣化スピードが速まってしまう。
-
モバイルパソコンの液晶が壊れる状況を検証、保護せずに持ち運ぶのは厳禁
ノートパソコンの液晶ディスプレイは外部からの衝撃によって壊れるのか。実際にテストした。
-
間違いだらけの液晶ディスプレイの拭き方、ティッシュペーパー・アルコールはNG
液晶ディスプレイはほこりや指紋が付きやすく、汚れたままだと画面が見にくいし不快だ。汚れが目立つ前に掃除をしよう。
-
SSDのデータはなぜ消失するのか、寿命を延ばすテクニック
SSDやUSBメモリーなどが採用するフラッシュメモリーは、書き込みを繰り返すとそのうち寿命に達してしまう。一般的な使い方であればそれほど問題はないが、なるべく書き込み回数を減らすような使い方をしたほうがよい。
-
USBメモリーのファイルシステムにこだわる、機能重視ならNTFSだが落とし穴も
USBメモリーのファイルシステムは変更できる。4GB以上ならexFATかNTFSのどちらかを利用する。NTFSのほうが使える機能が増えるが、短所もある。
-
見た目で判別できないUSB Type-Cの規格、適当に挿したら何が起こるか
USB Type-Aは端子の見た目で2.0か3.0以降かを判別できる。一方、USB Type-Cは端子の見た目だけで規格を判別できない。間違えて挿したら、どんなことが起こるだろうか。
-
USBメモリーをいつ抜いても大丈夫か、「デバイスの取り外し」は不要な理由
USBメモリーにデータを書き込んでいる途中にUSBメモリーを抜くと、データは確実に壊れる。ただ書き込み中でなければ、大抵大丈夫だ。
日経クロステック Special
What's New
- 建設業界が注目するスタートアップ登場
- DX≫顧客に伴走するITベンダーに聞く
- ゼロトラスト実現への道を徹底解説!
- 1台から可能なクライアントセキュリティ
- 柔軟で強力なITインフラの構築を支援する
- アジャイル開発≫「PoC止まり」の原因は
- 言語理解AIは新フェーズへ≫専門家に訊く
- 採用と生産性向上に効く最新PCの選び方
- 社会課題解決型スタートアップが未来を開拓
- サポート終了リスクは「経験知」で乗り切る
- サーバー移行前、移行中、移行後すべて安心
- 大阪の中高併設校がSTEAM教育を推進
- 中小企業必見、最新IT基盤はNECに訊け
- サーバー入札条件に「エコ視点」が増加中?
- サイボウズのパートナー支援プログラムとは
- オンライン会議の困り事とその解決法は
- なぜDXは失敗するのか? 問題はその中身
- DX内製化≫必要なリソースをどう確保する
- 倉庫業務を飛躍的に効率化する物流DXとは
- PCの更新/管理を「リモート化」する方法
- IT環境モダン化を図る中堅・中小企業続々
- サーバー更新へ、現環境を知り賢い選択を
経営
- DX≫顧客に伴走するITベンダーに聞く
- 言語理解AIは新フェーズへ≫専門家に訊く
- サイボウズのパートナー支援プログラムとは
- オンライン会議の困り事とその解決法は
- なぜDXは失敗するのか? 問題はその中身
- DX内製化≫必要なリソースをどう確保する
- 倉庫業務を飛躍的に効率化する物流DXとは
- PCの更新/管理を「リモート化」する方法
- 電子契約化の導入から効果と社内普及
- 日本IBM、パートナー38社に感謝状贈呈
- DX共通インフラを可能にする技術とは?
- 「システム×デザイン思考」でDXを推進
- グローバル企業の必須条件
- Web3事例>長瀬産業、関学の取り組み
- Web3時代のデータは「つなぐ技術」が肝
- SaaS活用で変化するERPのあり方
- SUと企業を結ぶ東京都DXプロジェクト
- 【動画】人間国宝の能楽師が語るメタバース
- 企業のデータ活用を阻む「2つの要因」とは
- デジタルガバメント実現へ、富士通の挑む力