長く使い続けたいサーバーのOSには、5年間の長期サポート版である「Ubuntu Server 22.04 LTS」が向いている。これからサーバーを構築したい人や勉強したい人のために、OSのインストール方法や基本的なサーバー構築の方法などを紹介する。

特集
ステップ式で理解するサーバー構築入門
目次
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これができれば上級者!「MicroK8s」でコンテナ管理に挑戦する
Step4 上級編
多数のコンテナーが稼働する大規模なシステムでは、コンテナー管理ツール「Kubernetes」の利用が広がっています。ただし、Kubernetesは構成が複雑で導入が非常に面倒なため、Kubenetesの環境を簡単に、1台のUbuntu Serverに構築できる「MicroK8s」が登場しました。
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ビデオ会議にチャットツール、共同作業に役立つ人気のサーバーアプリを入れる
Step3 活用編
在宅勤務が定着する中、「オンラインストレージ」「ビデオ会議」「チャットツール」の三つは、ほかのメンバーと共同作業するうえで必須のツールになっています。三つのツールは全部、自宅のサーバーにも導入できます。Step3では、Ubuntu Server 22.04 LTSに導入する方法を紹介します。
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サーバーに必須のセキュリティー対策、ファイル共有やコンテナも装備
Step2 基本編
Step2では、実際にサーバーを動かしてみましょう。まずはサーバーに必須のセキュリティー対策を紹介します。次に、サーバーの利便性を感じられるアプリとして、ファイル共有の「Samba」を紹介します。さらに、最近のサーバー構築のトレンドである仮想化技術「コンテナー」を紹介します。
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サーバー構築の第1歩、「Ubuntu Server」をインストール
Step1 準備編
サーバー版は、デスクトップ版とは異なるインストーラー「Subiquity」を採用しています。Ubuntu 22.04LTSでは、このSubiquityもバージョンアップし、「最小構成」と「SSH越し」という新しいインストール方法が可能になりました。インストール手順を簡単に紹介します。