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ブリヂストンの坂野氏は、技術人材確保に向けてジョブ型推進の意向を示す(写真:加藤 康)
ブリヂストンの坂野氏は、技術人材確保に向けてジョブ型推進の意向を示す(写真:加藤 康)

 ブリヂストンは、現在導入を進めているジョブ型人事制度について、技術人材への適用を加速させる。人工知能(AI)技術者やデータサイエンティストの採用・定着に有効と見て、報酬や処遇を検討する。同社執行役専務でGlobal CTO(グローバル最高技術責任者)の坂野真人氏が日経クロステックの取材に対して語った。

坂野氏発言の概要(出所:日経クロステック)
坂野氏発言の概要(出所:日経クロステック)
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 同社は、摩耗予測サービスなどのソリューション事業拡大に向け、中核となるアルゴリズム構築を手掛けるAI技術者やデータサイエンティストの確保を急ピッチで進めている。こうした人材に、既存のメンバーシップ型人事制度を適用しても高いパフォーマンスを発揮できないと判断した。「専門人材には、専門性のレベルで対価を支払うというのが基本的な考え方になる」(坂野氏)。

 メンバーシップ型人事制度では、成果を出したりスキルが上がったりすると、管理職に昇進する。だが、専門人材は昇進して管理業務が増えることを望んでいないケースも多い。そこで、専門性に応じて報酬が決まるジョブ型人事制度で社外の専門人材や学生などに訴求し、激化する人材獲得競争に備える。