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パソコンの症状
動作がもたつく

 Windowsやアプリの動作がもたつくようなら、まずは「タスクマネージャー」でパソコンの状況を確認しよう(図1)。初回起動時は「簡易表示」画面が開き、現在動作中でデスクトップ画面に展開しているアプリのみが一覧で表示される。ここで「詳細」を選ぶと、表示する情報がさらに増える。

図1 [Windows]キーを押しながら[X]キーを押し、メニューから「タスクマネージャー」を選ぶ。「簡易表示」で起動するので、「詳細」をクリックする
図1 [Windows]キーを押しながら[X]キーを押し、メニューから「タスクマネージャー」を選ぶ。「簡易表示」で起動するので、「詳細」をクリックする
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 「詳細」画面では、表示する内容をタブで選べる(図2)。「プロセス」タブでは、常駐アプリを含め実行中のアプリが全て表示される。また「アプリの履歴」タブでは、過去1カ月のCPUの利用時間や、ネットワークの通信量をアプリごとに確認できる。CPUやネットワークを浪費するアプリを調べやすい。

実行中のアプリの動作状況を確認する
実行中のアプリの動作状況を確認する
図2 「プロセス」タブでは現在実行中のアプリとバックグラウンドで動作しているアプリを確認できる。「アプリの履歴」タブでは、過去1カ月の累計の利用状況を確認できる
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 アプリが実行中に全く操作を受け付けなくなり、終了すらできなくなった場合、タスクマネージャーから強制終了できる。簡易表示画面または詳細画面の「プロセス」タブから強制終了したいアプリを選び、「タスクの終了」を実行する(図3)。

実行中のアプリを強制終了する
実行中のアプリを強制終了する
図3 「プロセス」タブの一覧から強制終了したいアプリを右クリックし、メニューから「タスクの終了」を選ぶ。この方法でアプリを終了すると、作成中のデータは保存されないので注意
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