サイズと接続で選ぶ
打ち心地に加えてキーボードの大きさも選択条件の1つだ。Excelをよく使うならテンキー付きがお薦めだが、机の上に広い場所が必要だ。僕は省スペース性の高さからテンキーレスを利用している。用途とスペースを考えて大きさを選ぶとよいだろう。
次に考慮すべきは接続方式。最近はBluetoothによる接続を採用しているキーボードでも、複数のデバイスと接続できるタイプが増えてきている。複数のデバイスとペアリングしておき、切り替えて使える。
これに加え、有線でも接続できる製品がベテランユーザーには人気だ。例えば、メインマシンのデスクトップとはUSBケーブルで有線接続しておき、セカンドマシンやiPad、スマホとはBluetoothで接続する。こうして1台のキーボードを切り替えて使うわけだ。
僕も愛用しているのはこのタイプだ。メインマシンとはUSBで接続するので、キーボードのバッテリー消費を抑えられる。また、メインマシンのBIOS(Basic Input Output System)設定でも利用できるのが便利だ。
ワイヤレスで利用するなら電源もチェックしておこう。乾電池で動くタイプは、電池切れの対応がしやすい。エコが気になるなら市販の乾電池型の2次電池を使えばよい。個人的にはUSBで充電できる製品が好みだ。電池が減ってきたら寝る前に充電するだけで十分。案外手間はかからない。
この夏休みにじっくりとキーボードを選んでみてはいかがだろう。良いキーボードはパソコン周辺機器の中でも、投資効果が高いことに気付くはずだ。