全4342文字

有料版ならMiniTool Power Data Recoverがお薦め

 深刻なトラブルが発生した際は、復元できるファイルサイズに制限があると使いづらい。復元できるかどうか不安になっているのに、制限内でファイルを選択するといった細かい作業は大変だ。心当たりのあるフォルダーを一気に選択して、別の外付けドライブに書き出し、後からそのドライブの中を探す方法が最も安心できる方法だと思う。

 今回試した3つのファイル復元ツールの中では、スキャン速度の速いWondershareに期待したのだが、復元対象のファイルを見つけにくい点が残念だった。機能や使いやすさなどを総合してMiniTool Power Data Recoverの永久ライセンスがお得ではないかと感じた。何度も使うアプリではないと思うが、アップデートも無料で行われるため将来にわたって最新版を使い続けられる。1度しか使わないと割り切るならEaseUSの1カ月間ライセンスもありだろう。

 無料版を初めて起動してから12時間以内といったように、期限を切って有料版のライセンスが大幅にディスカウントされるキャンペーンが実施されている場合もある。有料版の購入を決めているなら早めに探してみよう。

伊藤 朝輝(いとう あき)
ライター/システムエンジニア
SEとして働く傍ら、1995年ごろから雑誌や書籍で執筆活動を始め、現在はライターの仕事がメイン。iPhoneやiPad、Macを使い、アップル製品漬けの毎日を送っている。「アップル製品に使うお金はアップル製品で稼ぐ」がモットー。