全1957文字
PR

 Microsoft Officeのソフト(アプリ)を使っていて、クイックアクセスツールバーが消えたり、ファイルの保存先がOneDriveになったりして困ったことはないだろうか。Officeアプリは頻繁に更新され、複数のアプリで連携するため、バージョンアップによって画面表示や初期設定が変わることがある。

 また新型コロナウイルス感染拡大などで導入が進んだテレワークでTeamsアプリの利用が増えた。スピーカーやマイク、カメラと連動するアプリなので、機器系のトラブルも多い。

 こうしたOfficeアプリやTeamsアプリのトラブルを解消する方法を紹介する。

 なお、本特集ではMicrosoft 365 Apps for businessに含まれるアプリを利用して2022年7月に動作を検証した。バージョンや仕様変更などによっては、ここで説明する機能が使えない場合や画面が異なる場合がある。

ツールバーとファイル保存のトラブル

クイックアクセスツールバーが表示されない

 Officeアプリのアップデートが行われると、アプリの初期設定や外見が変更されることが多い。例えば、アップデートで新機能を有効にしたら「クイックアクセスツールバー」が表示されなくなったといったことが起こる。クイックアクセスツールバーをよく使っていた人がこんな場面に遭遇したら困るだろう。

新しいバージョンのWordに切り替えたら、クイックアクセスツールバーの表示が消えてしまった。ツールバーの「元に戻す」や「繰り返し」のボタンは下のリボンにある「元に戻す」グループにまとめられている
新しいバージョンのWordに切り替えたら、クイックアクセスツールバーの表示が消えてしまった。ツールバーの「元に戻す」や「繰り返し」のボタンは下のリボンにある「元に戻す」グループにまとめられている
(画面写真は筆者が取得、以下同じ)
[画像のクリックで拡大表示]

 クイックアクセスツールバーを表示するには、明示的に表示させるように設定すればよい。

リボンのタブのすぐ上にある左側の余白部分を右クリックし、「クイックアクセスツールバーを表示する」をクリック。追加された「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」をクリックして、追加したいコマンドを選択しよう
リボンのタブのすぐ上にある左側の余白部分を右クリックし、「クイックアクセスツールバーを表示する」をクリック。追加された「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」をクリックして、追加したいコマンドを選択しよう
[画像のクリックで拡大表示]

ファイルを保存し忘れた

 作成・編集途中だったファイルを保存せずに閉じてしまい1日の作業が無駄になった、なんて体験をした人はいないだろうか。Officeアプリでは、ファイルを保存せずに終了してしまった場合でも、自動回復用データによって復元できる可能性がある。「文書の管理」で確認してみよう。

「ファイル」タブの「情報」で表示された画面の「文書の管理」に自動保存されたファイルが表示される。ファイル名をクリックすると、読み取り専用で復元されたファイルが表示される。情報バーの「名前を付けて保存」をクリックして、別名で保存するとよい
「ファイル」タブの「情報」で表示された画面の「文書の管理」に自動保存されたファイルが表示される。ファイル名をクリックすると、読み取り専用で復元されたファイルが表示される。情報バーの「名前を付けて保存」をクリックして、別名で保存するとよい
[画像のクリックで拡大表示]

 自動回復用のデータを確実に残しておくために、設定を確認しておこう。

自動回復用データの設定は「ファイル」タブの「オプション」をクリックして「Wordのオプション」画面を表示する。「保存」の「次の間隔で自動回復用データを~」チェックボックスをオンにし、右のボックスで保存間隔を指定する。下の「保存しないで終了する場合、最後に自動回復された~」チェックボックスをオンにする
自動回復用データの設定は「ファイル」タブの「オプション」をクリックして「Wordのオプション」画面を表示する。「保存」の「次の間隔で自動回復用データを~」チェックボックスをオンにし、右のボックスで保存間隔を指定する。下の「保存しないで終了する場合、最後に自動回復された~」チェックボックスをオンにする
[画像のクリックで拡大表示]