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 パソコン作業を手際良くこなすには、タッチタイプ以上のワザも必要だ。それらを駆使すれば、同じ内容の作業でも、操作の手順をぐっと減らせる。それには、普段の操作から非効率な部分を減らすことが重要だ。

 まず見直したいのが、キーボード操作中にマウスを併用する頻度。片手をキーボードから離してマウスを操作し、キーボードに戻すまでに要する時間は無視できない。操作のリズムも乱れやすい。マウスに切り替えて操作している多くの部分は、キーボードだけでも実行可能だ。ここでは、キーボード主体の操作をするための環境や入力テクニックについて解説しよう。

機種ごとに異なるキー配列

 最初に確認しておきたいのはキーボード上のキーの配置だ。英数字やかなのキー配列は基本的に同じ。しかし、そのほかのキーは、パソコンの機種ごとに細かく違う。つまり、入力のしやすさは機種によって異なる。特に携帯用のノートパソコンは、本体サイズの制約から、一部のキーが小さい、あるいは通常とは異なる位置にあるなど、独自のレイアウトになっている機種が多い。

 一部のキーが省かれている場合もある。比較的多いのは、アプリケーションキーのないキーボードだ。このキーを押すと、アプリやウインドウの右クリックメニューが表示される。例えば、Excelのシート記入中に項目を並べ替えたい場合、通常はマウスで右クリックメニューまたはリボンの中から「並べ替え」を選ぶが(図1)、アプリケーションキーを利用すればキーボードから手を離すことなく右クリックメニューを操作できる(図2)。

「アプリケーションキー」がないパソコンも多い
「アプリケーションキー」がないパソコンも多い
図1 通常、Excelでシートの項目を並べ替える場合、右クリックメニューか、リボンの「ホーム」タブから「並べ替え」を選ぶ
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図2 右クリックメニュー専用のキーが「アプリケーションキー」(上)。パソコンによってはアプリケーションキーを搭載していないモデルもある(下)
図2 右クリックメニュー専用のキーが「アプリケーションキー」(上)。パソコンによってはアプリケーションキーを搭載していないモデルもある(下)
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 ユーザーごとの使い方次第だが、ほとんど利用しないキーもあるだろう。例えば、スペースキーの左隣りにある[無変換]キーは、標準設定では、入力した日本語をカタカナやひらがなに変換できる。しかし、この機能を全く使っていない人も多い。