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 Keyboard Managerには、「ショートカットの再マップ」というショートカットキーの組み合わせを変更する機能もある。主に、特殊なキー配列のパソコンで、アプリの用意したショートカットキーだと入力しづらいといった場合に利用する。

 この機能は、トラブルの防止にも使える。例えば、ノートパソコンでキーボードの操作中に、画面の表示が突然拡大・縮小することがある(図8)。主な原因は、タッチパッドの誤操作だ。そもそもWindowsの標準機能では、2本指でタッチパッドを下方向になぞると画面がスクロールする(図9)。

画面の表示が突然拡大・縮小する理由とその対策とは
画面の表示が突然拡大・縮小する理由とその対策とは
図8 [Ctrl]キーを組み合わせるショートカットキーを入力しようとして、画面が突然拡大したり縮小したりすることがある。Excelの場合、[Ctrl]キーを押しながらスクロール操作をすると、画面の表示倍率が変更される
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図9 Windowsはタッチパッドのゼスチャー操作に対応する。キーボードの操作中に手のひらがタッチパッドに触れ、ゼスチャーによるスクロール操作が誤って働くことがある
図9 Windowsはタッチパッドのゼスチャー操作に対応する。キーボードの操作中に手のひらがタッチパッドに触れ、ゼスチャーによるスクロール操作が誤って働くことがある
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 さらに大半のアプリでは、スクロールのキー操作に[Ctrl]キーを組み合わせたものが、表示倍率を変更するショートカットキーになる。つまり、ほかの操作のつもりで[Ctrl]キーを押したタイミングで、手のひらがタッチパッドに触れたことで、表示倍率が変わってしまうのだ。

 こうした誤操作を防ぐには、[Ctrl]キーを組み合わせたショートカットキーに、[Ctrl]キーを含まない組み合わせを新たに割り当てる(図10)。とはいえ、全てのショートカットキーを再設定するのは面倒。よく使うショートカットキーに絞って設定するとよい。なお、この機能でショートカットキーを再設定しても、元のショートカットキーは上書きされないので無効にはならない。新しいショートカットキーを使うことで誤操作を避けよう。

図10 Keyboard Managerの「ショートカットの再マップ」で、既存のショートカットキーに別の組み合わせを追加できる。[Ctrl]キーを使わない組み合わせも設定可能だ
図10 Keyboard Managerの「ショートカットの再マップ」で、既存のショートカットキーに別の組み合わせを追加できる。[Ctrl]キーを使わない組み合わせも設定可能だ
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