Red Hat Enterprise Linux(RHEL)は、世界中で採用されている商用環境向けのLinuxディストリビューションだ。RHELの導入と利用に当たっては、アップストリームやライフサイクルといったRHELに関する用語や概念の基本的な知識が欠かせない。RHELの起源や歴史などと共に必要な情報をまとめて紹介する。

特集
知られざるRed Hat Enterprise Linux
目次
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セキュリティーが強化された最新版のRed Hat Enterprise Linux 9
Red Hat Enterprise Linux 9(RHEL9.0)は、Fedora 34とLinuxカーネル5.14をベースに開発され、2022年5月18日にリリースされました。RHEL8からはメジャーリリースが3年おきに提供される方針となっています。
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Red Hat Enterprise Linuxの有償版と無償版、どんな違いがある?
Red Hatが提供しているサブスクリプションでは、単なるソフトウエア利用時の問い合わせ対応だけではなく、様々な恩恵をユーザーが享受できる手厚いものとなっています。
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いつまで使って大丈夫?Red Hat Enterprise Linuxのライフサイクル
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)の各メジャーリリースは10年間のライフサイクルが定義されており、あらかじめ定義されたサポートポリシーに従って、技術サポートを提供します。RHELでは、提供開始後の時期に応じて「サポートフェーズ」としてサポート内容を定義しています。
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Red Hat Enterprise Linuxの開発プロセス、鍵を握る2つの「上流」
Red Hatは、RHELに限らず全てのRed Hat製品を「upstream first」というポリシーに準拠して開発することを原則としています。Red Hatが買収した企業のソフトウエアを製品ポートフォリオに組み込む場合も、このポリシーに従うように開発体制を変えていきます。
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なぜ赤い帽子なのか、Red Hat Enterprise Linux誕生の秘密
米Red Hat社は、社内システムのサーバーから、インターネットやクラウドのインフラを支えるサーバーまで、世界中で採用されている「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」を提供しています。なぜ「赤い帽子」なのでしょうか。
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