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(写真:伊藤朝輝)
(写真:伊藤朝輝)
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 新型MacBook Airは、米Apple(アップル)の自社開発チップ「Appleシリコン」のMac向け第2世代となる「M2」を搭載し、2022年7月15日から販売が開始された。

 筆者はかなりカスタマイズして注文したせいで、手元に届くまでに3週間以上かかってしまったが、届いてから1カ月ほど、毎日仕事や趣味で大活躍している。

 この特集では、新型MacBook Air(以下M2 MacBook Air)のレビューを2回に渡ってお伝えする。1回目の今回は、M2 MacBook Airで注目すべき点の1つ、刷新されたきょう体のデザインを中心にハードウエア面を紹介しよう。次回はM2を中心に機能面を紹介する。

新色の「ミッドナイト」は新しいけど懐かしい

 「MacBook Air」シリーズは、ほかのシリーズと比べてカラーバリエーションが豊富な点が特徴だ。M2 MacBook Airでは「ミッドナイト」「スターライト」「スペースグレイ」「シルバー」の4色展開となっている。このうちミッドナイトとスターライトが新色である。

 筆者はミッドナイトのモデルを購入した。アップル製端末は黒系のカラーを選ぶのが常だ。ここ数年はスペースグレイ一択で来ていたが、今回は同じ黒系でもミッドナイトのほうを選択した。

筆者が購入したM2搭載新型MacBook Air。カラーは「ミッドナイト」。光の加減ではやや青みがかった濃い黒といったイメージ
筆者が購入したM2搭載新型MacBook Air。カラーは「ミッドナイト」。光の加減ではやや青みがかった濃い黒といったイメージ
(写真:伊藤朝輝)
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 実は筆者がかつて使っていた愛機に「MacBook」のブラックモデルがあった。現在とは異なり、当時はきょう体の素材にはポリカーボネートが採用されていた。ブラックモデルは2006年に登場し、2008年のモデルまで3世代続いた。ユーザーには「MacBook Kuro」(プロではなく、クロ)の愛称で呼ばれていた。その後、きょう体にアルミニウム素材を採用したモデルが登場し、MacBook Kuroは残念ながら消えてしまった。

 M2 MacBook Airのミッドナイトは、きょう体全体がほぼ同じトーンの濃い黒となっている。個人的にはMacBook Kuroが思い出される。今回は上位モデルにだけ用意されているわけではなく、下位モデルでも選択可能だ。

2006年にMacBookの上位モデルとして登場した黒いポリカーボネートきょう体のモデル。2007年、2008年と3世代に用いられた。写真は2008年のモデル
2006年にMacBookの上位モデルとして登場した黒いポリカーボネートきょう体のモデル。2007年、2008年と3世代に用いられた。写真は2008年のモデル
(写真:アップル)
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 使い始めてしばらくしてから、ふと「iPad mini」にもミッドナイトのような黒い端末があったことを思い出した。それは初代iPad miniの「ブラック&スレート」というカラーバリエーションである。並べてみると、どちらもアルミ素材が濃い黒で着色されていることもあり、質感を含めてかなり似ていた。また光の加減で青みがかって見える点もそっくり。

 ミッドナイトのM2 MacBook Airは個人的にはかなり好みだが、指紋の跡がつきやすい。気になる人は避けたほうがよいだろう。筆者はこまめに拭き取れば大丈夫だと思っている。

 以上を踏まえた上で、堅実なところではスペースグレイがお薦め。新色の中では、ゴールド系ではあるものの、控えめで暖かい色合いのスターライトがよいと思う。

初代「iPad mini」の「ブラック&スレート」とM2 MacBook Airのミッドナイトを並べたところ。どちらもアルミ素材で濃い黒。やや青みがかかっている点も似ている
初代「iPad mini」の「ブラック&スレート」とM2 MacBook Airのミッドナイトを並べたところ。どちらもアルミ素材で濃い黒。やや青みがかかっている点も似ている
(写真:伊藤朝輝)
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