今回は、米Apple(アップル)のWebサービスやアプリを紹介していく。アップルのサービスと聞くと「Macを持ってないので関係ない」と思う方も少なくないだろう。ところが、Apple IDを持っていれば、アップルのWebサービスをWindows上で動くWebブラウザーでも利用できる。また、Windowsや米Google(グーグル)のWebサービスと連携できる、iPhoneやiPadのアプリもある。
基本的な使い方は簡単で、Webブラウザーで「icloud.com」にアクセスするだけだ。サインインページが表示されるので、AppleのIDとパスワードを入力すればOK。Webブラウザー上で各アプリが利用できる。
なお、本記事ではWebブラウザーとしてグーグルのChromeを利用した。FirefoxやEdgeなどでも利用できるのでぜひ使ってみてほしい。
iPhoneで作ったメモがすぐに使える
WindowsのWebブラウザーでicloud.comにアクセスすると、メールや連絡先、写真などのアイコンが並んでいるので、利用したいものを開けばOKだ。
まずはメモを開いてみよう。すると、iPhoneやiPad、Macで作成したメモがそのまま開ける。出先でiPhoneに記録したメモ、iPadに手書きした議事録などもすべて閲覧できる。
もちろん、編集にも対応しており、すでに書いたメモを編集できる。また、新規のメモも作成可能だ。メモに貼り付けた写真やスキャンした書類なども利用は可能だが、WindowsのWebブラウザーから貼り付けることはできないようだ。
iPhoneで作成したメモやiPadで手書きした議事録を閲覧しながら書類を作る――といった作業には非常に便利だ。Windowsとの連携もかなり実用的なのだ。