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 ナガセインテグレックス(岐阜県関市)はトポロジー最適化などの技術を適用して設計した中型サイズの門型平面研削盤「SGX-126」「SGX-104」を「第31回 日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8~13日、東京ビッグサイト)に出展した()。従来、研削盤は精度を確保するために、機械本体を重く大きくして剛性を高めていた。この方針を転換し、剛性をさらに向上させつつも軽量化できる曲線的な形状を見いだした。

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図 門型平面研削盤「SGX-126」と「SGX-104」
図 門型平面研削盤「SGX-126」と「SGX-104」
上がSGX-126で、コラムが付くグレーの部分が曲面形状になっている。下がSGX-104
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 機械本体の静剛性は2倍、動剛性は1.25倍に向上。床面に3点で接地する設計にしたため、4点で接地する通常のベッドよりも設置場所によらず安定させられる。接地面積は従来機種よりも5割削減した。同社はトポロジー最適化を含めた新しい設計手法について「IGTARP DESIGN(イグタープデザイン)」と呼ぶ。「IGTARP」の6文字はそれぞれ「革新的な発想」「重心最適化」「トポロジー最適化」「高度な解析手法」「ロバスト最適化」「生産性最適化」の英語表現の頭文字をとった。