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 大手工作機械メーカーのオークマは、(同社の)「ほぼ全ての機種に装着できる」レーザースキャナーのオプションを「第31回 日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8~13日、東京ビッグサイト)で初披露した(図1)。レーザースキャナーはスウェーデンhexagon社製。主軸に装着して加工後のワーク形状を計測すれば、設計用の3D-CADモデルと比較した品質検査などに活用できる。

図1 レーザースキャナーによる形状計測のデモンストレーション
図1 レーザースキャナーによる形状計測のデモンストレーション
レーザースキャナーはhexagon社製。金型の補修部分の形状を計測している様子。(写真:日経クロステック)
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 オークマは、検査以外のレーザースキャナーの活用方法も提案する。例えば、プレス金型向けの門形マシニングセンター「MCR-S」に装着したデモンストレーションでは、金型の補修作業において加工効率を改善させる様子を披露した(図2)。

図2 門形マシニングセンター「MCR-S」
図2 門形マシニングセンター「MCR-S」
JIMTOF2022の同社ブースでの加工デモの様子(写真:日経クロステック)
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